●脈動【ミャクドウ】
デジタル大辞泉
みゃく‐どう【脈動】
1 脈が打つこと。
2 表面には現れないが、脈が打つように絶えず力強く動いていること。また、その動き。「
3 地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的震動。周期2~8秒のものが多く、海の波浪や低気圧・寒冷前線の通過などに伴って観測される。
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世界大百科事典 第2版
みゃくどう【脈動】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
脈動
みゃくどう
地表の周期的な微振動。高感度の地震計で観測すると、地面はいつも揺れている。これは雑微動といわれる現象である。このなかには、交通機関や工場などの人工的な振動もあり、雨や風などの自然の現象もある。なかでも、長時間にわたって、周期2秒から8秒くらいで特別に波形がそろった振動が観測されることが多く、これは脈動といわれている。脈動は海の波の影響で海底でつくられて陸上まで伝わってくる振動で、感度が高い地震計で観測すると、内陸100キロメートル以上にまで伝わって観測される。つまり日本の陸上のどの地震観測点でも観測される。海が荒れたときには振幅は大きくなる。
[島村英紀]
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精選版 日本国語大辞典
みゃく‐どう【脈動】
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