●脊索動物【せきさくどうぶつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
脊索動物
せきさくどうぶつ
Chordata
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デジタル大辞泉
せきさく‐どうぶつ【脊索動物】
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栄養・生化学辞典
脊索動物
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世界大百科事典 第2版
せきさくどうぶつ【脊索動物 chordate】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
脊索動物
せきさくどうぶつ
動物分類上、原索動物門と脊椎(せきつい)動物門とをあわせた動物群に対する名称。脊索動物は、発生の初期に脊索を生じるのが第一の特徴で、脊索が終生続くものと、椎骨に置き換えられて縮小するものとがある。第二の特徴は背側を走る神経管で、脊椎動物では脳と脊髄に分かれる。第三の特徴は、少なくとも発生初期には咽頭(いんとう)部に鰓裂(さいれつ)が出現することである。鰓裂はこの門の動物の祖先が水生であったことを示す。
脊索動物は左右相称で、体節構造が脊柱の分節的構造や筋肉の配列などに認められる。有性生殖を行い、ごくわずかの種類が単為生殖をするが、ほとんどのものは両性生殖による。尾索動物(ホヤ類)の多くは海産で底生性であり、幼生期にのみ脊索と神経索をもっているものが多い。浮遊性の尾虫類(オタマボヤなど)は成虫でも尾部に脊索をもっている。頭索動物(ナメクジウオなど)は体の全長に及ぶ脊索と神経索を終生維持している。尾索類、頭索類以外の脊索動物、すなわち脊椎動物は脳とそれを包む脳頭蓋(とうがい)をもつので有頭類という。有頭類では脊索が脊髄の前端まで達するが、脳の位置までは進まない点でも頭索類(無頭類ともよぶ)と異なる。
なお、分類上、脊索動物を一門とし、尾索動物、頭索動物、脊椎動物を三亜門としてこの門に含める考え方や、このうち脊椎動物亜門を設けず、無顎(むがく)類と顎口類の二亜門を加えて合計四亜門とする研究者もある。
[川島誠一郎]
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精選版 日本国語大辞典
せきさく‐どうぶつ【脊索動物】
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