●脚色【きゃくしょく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
脚色
きゃくしょく
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
きゃく‐しょく【脚色】
1 小説や事件などを舞台・映画・放送で上演できるように脚本にすること。「自伝を
2 事実をおもしろく伝えるために粉飾を加えること。「話に多少
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
きゃくしょく【脚色】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
しぐみ【脚色】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
脚色
きゃくしょく
物語、小説などを原作にして演劇、映画、放送用にドラマ化すること。アダプテーション(アダプト)adaptationと同じで、原作のないオリジナル物に対し、脚色されたものは脚色物とよばれる。本来は中国元(げん)代の雑劇における俳優の役柄(扮装(ふんそう))をさしたが、日本では江戸時代に歌舞伎(かぶき)の仕組(しくみ)と同義に用いられ、作者がくふうした脚本の筋、趣向をいった。これは文化(ぶんか)期(1804~18)に京坂で始まり、江戸でも天保(てんぽう)期(1830~44)から読本(よみほん)、講談、人情噺(ばなし)などを脚色するようになり、1877年(明治10)ころからは新聞連載の評判小説の劇化も盛んになった。
[大島 勉]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
あし‐いろ【脚色】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
きゃく‐しき【脚色】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
きゃく‐しょく【脚色】
(2)漢語由来の「脚色」を呉音読みした「きゃくしき」も明治初期まで用いられ、逍遙の「小説神髄」では「きゃくしき」が多用されている。一般に漢音で「きゃくしょく」と読むようになるのは明治後期からか。→「きゃくほん(脚本)」の語誌
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「脚色」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●脚色の関連情報