●脚韻【きゃくいん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
脚韻
きゃくいん
end rhyme
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デジタル大辞泉
きゃく‐いん〔‐ヰン〕【脚韻】
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世界大百科事典 第2版
きゃくいん【脚韻】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
脚韻
きゃくいん
end rhyme
詩の行末の音節が一致していることを脚韻を踏むという。定型詩には、連続して踏んだり、交互に踏んだりなど、さまざまな脚韻構成が用いられる。脚韻には完全韻と不完全韻とがある。完全韻のうち、行末の強勢のある音節が一致しているものを男性韻masculine rhymeとよび、雄渾(ゆうこん)な調子を表し、行末の音節に強勢がない場合を女性韻feminine rhymeとよび、優雅な調子を表すのに使われる(例、男性韻――scan/man、女性韻――móuntain/fóuntain)。不完全韻のうちには、行末の音節のうち母音だけ一致したものを母韻assonanceとよび、子音だけ一致したものを子韻consonantal rhymeとよぶ(例、母韻――tide/mine、子韻――set/sleet)。ほかにもさまざまな近似韻があるが、それらは複雑な効果をねらって用いられる。英詩では行末の音節がその前の子音まで同一なものを同音韻とよび、完全韻には含めない(例、site/sight)。
[新倉俊一]
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精選版 日本国語大辞典
きゃく‐いん ‥ヰン【脚韻】
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