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脳虚血【のうきょけつ】

大辞林 第三版

のうきょけつ【脳虚血】
脳の循環血液量が減少し、機能障害を生ずる状態。継続すると脳梗塞になる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

脳虚血
のうきょけつ
循環血液量の減少によって機能障害をきたす病態をいい、虚血状態が続くと、器質的病変、すなわち脳梗塞(こうそく)(脳軟化)に陥ることになる。臨床上、一過性脳虚血発作transient ischemic attack(TIA)が重要である。[荒木五郎]

一過性脳虚血発作

脳虚血のため一時的に片麻痺(へんまひ)、しびれ、失語、半盲などが現れ、24時間以内に症状がまったく消失するものをいう。これは、頸部(けいぶ)動脈のアテローム硬化を基盤に潰瘍(かいよう)が生じ、これに付着した微小血栓がはがれて脳に運ばれ、一時血管を閉塞するが、まもなく溶けて血流が再開するためとされている。しかし、脳血管不全や小さな脳梗塞によることもある。一般に一過性脳虚血発作は、そのまま放置すると10~30%のものが脳梗塞に進展するといわれており、脳梗塞の前駆症状とみられている。したがって、一過性発作時にアスピリンなどの血小板凝集抑制剤を投与し、再発作ならびに脳梗塞への進展を防ぐべきであるとされている。
 なお、かつては、低血圧を伴う一過性脳虚血発作として、低血圧によって脳の局所症状を現したり意識喪失をきたし、血圧が正常に戻ると症状が回復するものも含まれていたが、現在では既述のように、血管に病変などがあっておこる反復性局所性脳虚血発作だけをさすようになった。[荒木五郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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