●腎管【じんかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
腎管
じんかん
nephridium
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デジタル大辞泉
じん‐かん〔‐クワン〕【腎管】
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世界大百科事典 第2版
じんかん【腎管】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
腎管
じんかん
一般には環形動物など真体腔(たいこう)をもつ無脊椎(むせきつい)動物の排出器官をいう。腎管は体節ごとに1対あるので体節器ともよばれるが、動物の種類によっては体節数よりも少ない場合がある。腎管は屈曲した細管で、内壁に繊毛がある。体腔に開く一端は腎口とよばれ、らっぱ状に広がって繊毛が密生している。細管の後半は体節の隔壁を貫通して次の体節に達し、末端は体壁の小孔すなわち外腎門として外界に開く。体腔内に生じた排出物は腎管の繊毛運動によって体外へ送り出される。さらに腎管は生殖輸管を兼ねている。繁殖期には、生殖腺(せん)中で成熟した卵や精子が体腔内で遊離してくる。腎管はこれらを繊毛運動によって体外へ放出する。なお、脊椎動物のいろいろな腎がもつ管を総称して腎管とよぶこともある。
[片島 亮]
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精選版 日本国語大辞典
じん‐かん ‥クヮン【腎管】
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