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腹心【フクシン】

デジタル大辞泉

ふく‐しん【腹心】
腹と胸。また、転じて心の奥底。「腹心を打ち明ける」
《「詩経」周南・兔罝から》どんなことでも打ち明けて相談できること。また、その人。「腹心部下

出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典

はら‐ごころ【腹心】
〘名〙
① 腹の調子。胃腸の調子。腹具合。
※俳諧・天満千句(1676)九「何時にても腕をしならは〈西似〉 朝夕の食の過たる腹心〈利方〉」
② 心の中で思うこと。内心。
※浮世草子・好色二代男(1684)三「軒もる雫をよけて、腹心(ハラごころ)の自由に行るる様見とがめて笑ふ」

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ふく‐しん【腹心】
〘名〙
① 腹とむね。体の中枢。
※浄瑠璃・近江源氏先陣館(1769)八「佐々木高綱を討取ったれば、腹心の害は払うたり」 〔孟子‐離婁・下〕
② 心の奥底。まごころ。また、心底にある気持。
※続日本紀‐宝亀一〇年(779)七月九日「天皇甚信任之委以腹心」 〔揚雄‐劇秦美新序〕
③ (「詩経‐周南・兔」の「赳赳武夫、公侯腹心」による) 自分の胸とも腹ともたのむ人。どんな秘密でも打ち明けることができる人。
※性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書「使乎之人、必択腹心
※読本・椿説弓張月(1807‐11)前「菊池原田が股肱腹心(フクシン)の家隷に」

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故事成語を知る辞典

腹心
主君や上司の信頼が非常に厚い、家臣や部下のこと。

[使用例] あの人の腹心の部下に、ライバル会社のスパイがいたとなれば、責任をなすりつけて、いつでもあの人を社外におっぽり出せるやろ[小松左京*明日泥棒|1965]

[由来] 「―周南・しゃ」の詩の一節から。「赳赳きゅうきゅうたるは、公侯の腹心(勇ましい武将は、殿様にとって腹や心臓のように大切な、信頼の厚い部下だ)」とあります。「」は公爵、「侯」は侯爵で、当時の大貴族を指します。

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