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自然弁証法【しぜんべんしょうほう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

自然弁証法
しぜんべんしょうほう
Naturdialektik
自然観の一つ。自然を唯物論的,弁証法的にみる立場。すなわち意識に対する事物の客観的存在の1次性を主張し,また事物が相関性を保つとともに,矛盾対立を内包しながら変化発展し,質から量へ,量から質への転換をとげつつ生成するとの観点から自然を理解しようとする。マルクスエンゲルスによって確立史的唯物論は人間事象への自然弁証法の適用である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しぜん‐べんしょうほう〔‐ベンシヨウハフ〕【自然弁証法】
自然の運動・発展を自然そのものにおける弁証法的過程としてとらえようとする立場。19世紀の自然科学の発達を背景に、マルクスとともにエンゲルス提唱。自然は、量と質との相互転化、対立物の相互浸透、否定の否定という法則に従って運動・発展すると説いた。

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世界大百科事典 第2版

しぜんべんしょうほう【自然弁証法 Dialektik der Natur[ドイツ]】
(1)マルクス主義の学問体系の一部門。マルクス,エンゲルスは自己の学問体系の構案を明示的には提示していないが,後継者たちにおいては,弁証法的唯物論(唯物弁証法)という原理的部門が立てられ,これを自然界とその認識とに適用したものとして自然弁証法なる部門が置かれる。この部門分類に即するかぎり,自然弁証法はマルクス主義における自然哲学に相当すると言えよう。しかし,エンゲルスは,自然諸科学の上に立つ自然哲学は,本来的には不必要と考えており,自然哲学を構想したわけではなかった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しぜんべんしょうほう【自然弁証法】
精神よりも物質を根源的なものと見るマルクス・エンゲルスの弁証法でとらえられた自然観。機械論的な自然観に対して、様々な物質が相互に連関しつつ、全体で弁証法的運動を示すと見る。唯物ゆいぶつ弁証法。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

しぜん‐べんしょうほう ‥ベンショウハフ【自然弁証法】
〘名〙 自然の運動が弁証法的に発展していると見る考え方。一九世紀の自然科学の発展を基礎として、特にエンゲルスにより自覚的にとらえられた思想。自然界は、量から質(またはその逆)への転換、対立物の相互浸透、否定の否定という法則に従って運動するとした。〔国民百科新語辞典(1934)〕

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