●自然景観【しぜんけいかん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
自然景観
しぜんけいかん
natural landscape
人間の手が加えられていない自然の景観。文化景観 (人文景観) に対していう。水,気候,地形,土壌,自然植生などによって一定範囲の土地が他から区別される場合にこの語が使われ,人間の働きの加わる以前の状態を強調する場合は,「原景観」の語を用いる。通常,気候区をさすために用いられる熱帯雨林,サバナ,ステップ,砂漠,タイガ,ツンドラなどの語は,自然景観を示す言葉の代表例。現在では純粋な自然景観はほとんど存在せず,かつて人間の働きが加わったことのある2次的な自然景観である場合が多い。
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世界大百科事典 第2版
しぜんけいかん【自然景観】
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