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自然選択【しぜんせんたく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

自然選択
しぜんせんたく
natural selection
自然淘汰ともいう。自然界において,人為的な原因でなく,自然的な原因によって,ある生物集団のうち特定の性質をもつ個体が生延びる確率が相対的に高くて,より多くの子孫を残すこと。 C.ダーウィンはこれを生存競争原理によって説明したので,生存競争による適者生存と自然選択とをほぼ同じ意味に使うこともある。自然選択は現代の主流的進化説においても,突然変異と組合せられて,進化の機構の推進力とされている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しぜん‐せんたく【自然選択】
生物の生存競争において、少しでも有利な形質をもつものが生存して子孫を残し、適しないものは滅びること。ダーウィン品種改良で行われる人為選択人為淘汰)から類推して提唱自然淘汰

出典:小学館
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

自然選択
 自然淘汰ともいう.自然の原因によって生物が淘汰されていくという考え.突然変異,適応度遺伝が原因とされる.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

しぜんせんたく【自然選択】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

しぜんせんたく【自然選択】
ある生物に生じた遺伝的変異個体のうち生存に有利なものが生き残ること。集団遺伝学では、異なった遺伝子型をもつ個体が次代に残す子孫の数によって自然選択に対する有利さを評価する。ダーウィンが導入した概念。自然淘汰とうた

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

自然選択
しぜんせんたく
ある生物に生じた遺伝的変異のうち、生存競争において有利に作用するものは保存され、有利でないものは除去され、選択されることをいう。自然淘汰(とうた)ともいう。ダーウィンC. Darwinが、品種改良で行われる人為選択から類推し、自然界における新しい種の出現のための主要因として提唱した概念。ダーウィンは、生物が多産であるが、その子孫の多くが繁殖に参加することなく死んでしまうことから、生存競争の存在を想定し、同じ種の生物であっても個体は互いにすこしずつ異なっている、つまり変異が存在することから、生存競争において生き残り、子孫を残すのは、わずかでも生存に有利な変異をもった個体に違いないと考えた。有利な変異が子孫に遺伝するならば、その子孫もまた生存競争において有利となろう。こうした自然選択の効果が長い間蓄積され続ければ、しだいに生物が変化し、新しい種が生じると考えたわけである。現代でも自然選択説は、変異の供給を説明する突然変異説とともに、進化要因論の中心概念である。しかし、その実証例となると、ヨーロッパの工業都市で知られるガの工業暗化という現象など、わずかにすぎない。それらの例も、一つの種内での小さな適応的変化にすぎないので、自然選択は、小進化の説明に限定すべきだとの見方も少なくない。
 生存競争における有利・不利は、生存率の差ではなく、次世代に寄与する子孫をどれだけ残すかで決まる。したがって、それは、ある個体の一生を通して実現されるものであり、生活の個々の局面での有利・不利とは、かならずしも結び付くものでない。また、当然、環境条件に変化がおこれば、有利な形質も違ってくる。自然選択を最適者生存と同義にみる傾向があるが、前述のことからもわかるように、それは一般に考えられているほど単純なものではない。条件を単純化して考える人間の頭のなかにしか最適者は存在しえないともいえよう。[上田哲行]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しぜん‐せんたく【自然選択】
〘名〙 生物は自然環境の中での生存競争の結果、外界に対しわずかでもすぐれた形質を持つものが適者生存して子孫を残し、劣者は子孫を残さずに滅びること。ダーウィンが人為選択にヒントを得て進化論に初めて用いた語。自然淘汰。〔いのちの科学(1964)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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知恵蔵

自然選択
自然淘汰」のページをご覧ください

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

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