@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

自閉【じへい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

自閉
じへい
autism
外界の刺激を拒否したり,無視しようとしたり,ある場合は申しわけ程度の反応を示すだけで,自分だけの生活に沈潜する状態をいう。スイスの精神病理学者のユージン・ブロイラー (1857~1939) が提唱したもの。気質に関係があり,正常な人でもその傾向を示すことがあり,分裂性気質や統合失調症の人の場合には,顕著に認められることが多い。また自閉児のように,環境が潜在している気質に働いて自閉現象を起こすことを,一部の学者は指摘している。狭義には幼児自閉症をさすことばとして用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

じ‐へい【自閉】
統合失調症の主症状の一。現実または外界から遠ざかり、対人交渉を極力避け、願望苦悩を抱いたまま、自己の内界に閉じ込もる状態。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

じへい【自閉 autism】
外的現実から遊離して内的生活が優位となり,空想的思考や妄想の中で生きている状態。E.ブロイラーが精神分裂病者の心的生活の基本的特徴として述べた概念である。さらにE.ミンコフスキーは,自閉を〈豊かな自閉autisme riche〉と〈貧しい自閉autisme pauvre〉とに分け,内的に妄想の活発な自閉が前者であるのに対し,内的には空虚で,一見現実との接触を保っているようでいて真の意味のかかわりのないものが後者であり,いずれにも〈現実との生ける接触の喪失〉があることを指摘している。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

じ‐へい【自閉】
〘名〙 統合失調症患者にみられる主症状の一つ。対人交渉を極力避け、願望や苦悩などを心に抱いたまま自分だけの世界に生きている状態。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

自閉」の用語解説はコトバンクが提供しています。

自閉の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation