●致死量【ちしりょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
致死量
ちしりょう
lethal dose; LD
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デジタル大辞泉
ちし‐りょう〔‐リヤウ〕【致死量】
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栄養・生化学辞典
致死量
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世界大百科事典 第2版
ちしりょう【致死量 lethal dosis】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
致死量
ちしりょう
生体を死亡させる薬物の用量のことで、薬物の急性毒性を表す一般的な指標とされている。試験動物をすべて死に至らしめるに足る用量をその動物の致死量lethal dose(LD)といい、死をきたす限界の最小量を最小致死量minimum lethal dose(MLD)という。通例、体重1キログラム当りのミリグラムで表す。生体は薬物に対する個体差が大きく、しかも最小致死量では数値のばらつきが大きいので、一定条件下で試験動物数の50%を死亡させる薬物量を統計学的手法を用いて計算して出したのが50%致死量(半数致死量、LD50ともいう)であり、これが広く用いられている。試験動物の種類、性別、体重、観察期間などを一定条件に整え、薬物の投与方法(経口、皮下、筋肉注射、静脈注射、腹腔(ふくくう)内注射など)ごとの50%致死量の値を出し、総合的にその薬物の急性毒性を判定する。
なお、薬物の効果の測定については、50%致死量と同様の方法で求める50%有効量effective dose 50%(ED50)が用いられる。致死量を有効量で割った値を安全域といい、薬の安全性の一指標とされる。
[幸保文治]
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精選版 日本国語大辞典
ちし‐りょう ‥リャウ【致死量】
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化学辞典 第2版
致死量
チシリョウ
lethal dose
薬物などをいくつかの異なる用量で動物に投与し,観察される死亡頻度から,ヒトにあてはめた推定値で,通常,体重1 kg 当たりの mg で表される.[別用語参照]半致死量
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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