@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

航路【こうろ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

航路
こうろ
track; route; line
船舶が常時航海する水路原則としては2地点を結ぶ最短距離をとるが,地理気象の条件,経済効率によって規制される。海上輸送増大とともに航路は固定的なものとなって,現在航路は地図上に明記されている。航路決定の要素となるものとしては,まず安全な航海であり,そのためには潮流水深,天候とともに航海技術が考慮される。次は経済的,政策的な立場であり,貿易通商の繁多の程度によって幹線航路,支線航路があり,政府補助による航路もある。おもな幹線航路として,大西洋航路,太平洋航路,ヨーロッパ航路,オーストラリア航路などがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

こう‐ろ〔カウ‐〕【航路】
船舶や航空機が通行する一定の経路。また、それらが進む方向。進路。「航路を南にとる」「定期航路

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

航路
米国の作家コニー・ウィリスのSF小説(2001)。原題Passage》。ローカス賞SF長編部門受賞(2002)。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

こうろ【航路 (sea)route】
一般に船が通る道を航路という。原則として2点間の距離が最短のものが選定されるが,地形,気象・海象,経済,航海技術などの諸条件によって制限されるため,船の通航しやすい航路がしだいに固定化してくる。そしてこのように航路が集中してくるに従い,今度は海上交通の安全性の観点から自然発生的なものから人為的なものへと変化していく。航路は世界各地の物流形態に応じて,航路網として組み立てられており,例えば,日本を起点とする場合には,その仕向港に応じて欧州航路,北米航路などと呼ばれる幹線航路とそれに接続する支線航路がある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

こうろ【航路】
船舶・航空機が運航する時の一定の道すじ。
航海。船旅。 -の安全を祈る

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

航路
こうろ
sea route
船舶の航行する水路をいう。船舶の安全、能率運航に主眼を置いた航法上の航路と、貨物や旅客の運送に重点を置いた海運経営上の航路に大別できる。[川本文彦]

航法上の航路

航海の実施にあたっては、まず航海の目的、自船の状況、気象・海象等の外力の影響、各種の協定や勧告などを考慮して、安全かつ経済的な航路が選定され、この航路に沿って、一定時間または特定の2地点間を船が進むように針路が定められる。したがって、航法上の航路とは、対地的かつ直航化された概念である。
 風を動力源とした帆船時代には、風系・海流系などの外力の利用に主眼を置いた帆船航路があり、ある程度は外力に逆らって航行できる汽船時代に入ると、距離の短縮に重点を置いた能率的・経済的な汽船航路が採用されるようになる。このような航路は、出発地と目的地が同じであればただ一つというわけではなく、船の状態、季節などによって数多く選定されるが、多くの船の長期にわたる経験からいくつかの常用航路が自然的に発生する。このうち各種の航海資料や調査に基づいて、安全かつ能率的な航路であるとして各国水路部等が推薦する推薦航路がある。
 さらに、多くの船の航路が集中する狭水道や重要港湾の近くで、交通密度の高い海域での衝突や座礁などの事故を防止するため、秩序ある交通流をつくりだす目的で、行き合い船の航路を分離して指定するなど、国際海事機関(IMO)によってこれに従うことを勧告されている「航路指定」があり、ここでは通航路、相互通航路、深水深航路などの用語が用いられている。類似の国内法では、海上交通安全法で適用海域を指定された航路、たとえば中の瀬航路、明石(あかし)海峡航路などがあり、これらを総称して指定航路、分離航路とよぶこともある。
 また航路選定や位置測定、航海実施上の差異に着目して、出入港航路、沿岸航路、近海航路、大洋航路などのことばが用いられる。[川本文彦]

海運経営上の航路

船舶の運航形態により、定期航路、不定期航路、タンカー航路などの用語がもっとも多く用いられるが、このほか、就航路が国内だけか、外国にも及ぶかによって、国内航路、外国航路または国際航路、三国間航路、就航地や地域によってニューヨーク航路、欧州航路、一周航路などとよぶこともある。
 また、特定港まで大型タンカーや貨物船で海上輸送を行い、さらに小型の沿岸航行船に積み換えて各地に輸送する場合の幹線航路、支線航路、伊豆七島などの離島に貨客を輸送する離島航路、採算のとりにくい航路などで補助金を受けて運航する補助金航路などもある。
 このほか、船舶安全法や船舶職員及び小型船舶操縦者法に関連して、船舶の設備や乗組員の資格を航行区域によって区別し、これに海運経営上の用語が重なって、遠洋航路、近海航路、沿海航路、平水航路などの用語も用いられる。
 いろいろな用い方をされるので、時と場合に応じて使い分ける必要のあるきわめてむずかしい用語といえよう。[川本文彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

こう‐ろ カウ‥【航路】
〘名〙 船舶の通行する道。また、その進んで行く方向。回り。
※輿地誌略(1826)三「勿搦祭亜(ベネチア)〈略〉亜弗利加の後に航路を闢て」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

航路」の用語解説はコトバンクが提供しています。

航路の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation