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船舶による汚染防止の国際条約【せんぱくによるおせんぼうしのこくさいじょうやく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

船舶による汚染防止の国際条約
せんぱくによるおせんぼうしのこくさいじょうやく
International Convention for the Prevention of Pollution from Ships
船舶に起因する海洋汚染を防止するための一連条約総称。船舶からの油の排出に関する国際規制の歴史は古く,1954年ロンドンにおいて船舶からの原油重油潤滑油の排出を規制する「1954年の油による海水汚濁の防止のための国際条約」(→海水油濁防止国際条約)が成立し,国際的に実施され,さらに 1973年11月,ロンドンにおける国際会議において,「1973年海洋汚染防止条約」が採択された。この条約は,規制すべき油の範囲を拡大するとともに,有害液体物質,廃棄物など油以外の海洋汚染物質を規制対象に追加するなど海洋汚染防止のための包括的な規制内容となっている。その後,1978年2月の国際会議で同条約の一部を修正し,「1973年海洋汚染防止条約に関する1978年議定書」が採択された。日本の「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律」(→海洋汚染防止法)は,1969年の改正海水油濁防止国際条約発効前から,いち早くその基準を取り入れるとともに,「1973年海洋汚染防止条約」の規制対策とされる船舶汚水,日常生活廃棄物を規制するなど先進的な内容となっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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