@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

良性腫瘍【りょうせいしゅよう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

良性腫瘍
りょうせいしゅよう
benign tumour
全身 (生命) への影響の少い,発育が膨張性であって,浸潤性でなく,その速度がゆるいか,停止する傾向をもち,転移再発を起すことのまれな腫瘍をいう。悪性腫瘍対語。腫瘍実質が上皮性の乳頭腫腺腫嚢腫などと,非上皮性の線維腫筋腫血管腫脂肪腫などの2群に分ける。まれではあるが,良性腫瘍が悪性腫瘍に変化することもある。また,良性腫瘍といわれてきたものには,真の腫瘍かどうか疑わしく,むしろ反応性の病変と考えられるものも含まれていると思われる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

知恵蔵

良性腫瘍
細胞が増殖してこぶのような腫瘤をつくるが、組織を破壊したり転移しないものを良性腫瘍という。これに対し、組織を破壊し転移するものが悪性腫瘍(malignant tumor)。代表的な良性腫瘍がポリープで、粘膜細胞が増殖し、表面から盛り上がるように腫瘤をつくるものの総称。細い茎によって粘膜表面とつながっていることもある。大腸のポリープの場合はがん化する可能性が高く、内視鏡を用いた切除の対象になる。
(黒木登志夫 岐阜大学学長 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

りょうせい‐しゅよう〔リヤウセイシユヤウ〕【良性腫瘍】
腫瘍うち、発生した場所でのみ緩慢に増殖し、浸潤転移・再発しないもの。比較的生命に危険はない。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

良性腫瘍
 組織の新生物であるが,転移しない,侵潤的な増殖をしない,移植性がない,無制限に増殖して宿主を死に至らしめない,などの特徴のあるもの.悪性腫瘍の対語.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

りょうせいしゅよう【良性腫瘍】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

りょうせいしゅよう【良性腫瘍】
腫瘍のうち、発育が緩やかで成長に限界があり、浸潤や転移を起こさないもの。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

良性腫瘍
りょうせいしゅよう
良性の特徴をもつ腫瘍の総称。腫瘍(新生物neoplasm)とは、体の中に生じた異常な細胞が本来の制御を逸脱して、自律的に増殖し続けることによって生じる腫瘤(しゅりゅう)、病変をさす。腫瘍は良性のものと悪性のものとに大別され、両者を比較すると、良性腫瘍には次のような特徴が認められる。
(1)良性腫瘍は悪性腫瘍に比して、正常な細胞、組織との形態の変化の度合い(異型性)が弱い。
(2)良性腫瘍は悪性腫瘍に比して発育の速度が緩徐で、悪性腫瘍がしばしば再発するのに対して、良性腫瘍では再発はほとんど認められない。
(3)組織や細胞の間に浸潤して広がる「浸潤性発育」の形をとることが多い悪性腫瘍に対して、良性腫瘍はもっぱら周囲の組織を押しのけて増殖する「膨張性(拡張性)発育」の形をとる。
(4)悪性腫瘍は、原発部位から離れた場所に運ばれて新たに発育すること(遠隔転移)を特徴とするが、良性腫瘍では転移は起こらない。
(5)悪性腫瘍は、発生した臓器ばかりでなく全身に重篤な影響を及ぼすが、良性腫瘍では全身に与える影響はしばしば軽度である(ただし、脳など生命維持に重要な臓器に発生した場合には生命にかかわることもある)。[渡邊清高]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

りょうせい‐しゅよう リャウセイシュヤウ【良性腫瘍】
〘名〙 腫瘍の中で悪性像を示さないもの。一種の組織異常に関連するもので、生命に対して害がない。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

良性腫瘍」の用語解説はコトバンクが提供しています。

良性腫瘍の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation