●色川三中【いろかわ みなか】
美術人名辞典
色川三中
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デジタル大辞泉
いろかわ‐みなか〔いろかは‐〕【色川三中】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
色川三中 いろかわ-みなか
享和元年6月24日生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)土浦で家業の薬種業,醤油(しょうゆ)醸造業を再興させたのち,天保(てんぽう)7年橘守部に入門。田制,税制,度量衡の研究や古文書の収集・編集に業績をのこす。中山信名(のぶな)の遺稿「新編常陸国誌」を修訂した。安政2年6月23日死去。55歳。通称は三郎兵衛。号は東海。著作に「検田考証」「租庸調考」など。
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世界大百科事典 第2版
いろかわみなか【色川三中】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
色川三中
いろかわみなか
[没]安政2(1855).6.23.
江戸時代後期の国学者。号は東海。常陸土浦の薬種兼醸造業の家に生れたが,家督は弟に譲り,みずからは古代の田地法制の研究や古文書の収集書写に専念。編著に『香取文書纂』,主著に『田令図解抄』『皇朝田制考』などがある。遺書は静嘉堂文庫に収蔵。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
色川三中
いろかわみなか
(1801―1855)
常陸(ひたち)国(茨城県)土浦の商人で国学者。通称三郎兵衛、東海と号す。家業は薬種業、しょうゆ醸造業を兼ねていた。1825年(文政8)家督(かとく)を継ぎ、不振の家業再興に努力し、経営が順調にいくと薬種業は弟に譲って、自身はしょうゆ業に専念するとともに、国学の研究に情熱を傾け、36年(天保7)江戸・浅草の橘守部(たちばなもりべ)の門に入った。橘門下では史学と古典の研究に励み、家業と研究を両立させ、蔵書1万巻を所有したという。田制、税制、度量衡の研究、古文書の収集などに優れた業績をあげ、『検田考証』『田令図解抄』『常総遺文』『香取文書纂(さん)』など多数の著書がある。とくに中山信名(のぶな)の遺稿『新編常陸国誌』を修訂した功績は大きい。遺著は東京の静嘉堂(せいかどう)文庫、土浦市立図書館に所蔵されている。
[佐久間好雄]
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367日誕生日大事典
色川三中 (いろかわみなか)
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精選版 日本国語大辞典
いろかわ‐みなか【色川三中】
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