●色物【いろもの】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
色物
いろもの
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デジタル大辞泉
いろ‐もの【色物】
2 寄席で、講談・義太夫・落語に対して、彩りとして演じられる漫才・曲芸・奇術・声色(こわいろ)・音曲(おんぎょく)などのこと。
3 《2から転じて》その業界や物事において、主要な位置にないもののこと。「
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世界大百科事典 第2版
いろもの【色物】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
色物
いろもの
寄席(よせ)用語。現在東京の寄席では、落語のほかの諸演芸(漫才、音曲(おんぎょく)、奇術、紙切り、曲芸、声帯模写など)をさして色物といっている。江戸時代には百眼(ひゃくまなこ)、八人芸、写し絵なども色物として行われた。しかし、文化年間(1804~18)に講釈師が落語を色物とよんだこともあり、近代に及んで、講談、落語、義太夫(ぎだゆう)、浪花節(なにわぶし)など寄席の中心をなす演芸に対して、色どりとして加入する他の演芸を色物というようになった。色物の語源については諸説があるが、関西では演芸場のことを色物席とよんでいる。
[関山和夫]
『南博・永井啓夫・小沢昭一編『芸双書1 いろどる―色物の世界』(1981・白水社)』
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精選版 日本国語大辞典
いろ‐もの【色物】
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