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花魁【オイラン】

デジタル大辞泉

おいらん【花魁】
《江戸吉原の遊郭で、新造禿(かぶろ)などが姉女郎を「おいらの(己等の姉さんの略)」と呼んだところからという》
㋐姉女郎のこと。
㋑位の高い遊女。太夫(たゆう)。
㋒一般に、遊女、女郎。
《「花魁芋」の略》サツマイモの一品種。芋は紫がかった白色で水けが多い。
[補説]作品名別項。→花魁

出典:小学館
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おいらん【花魁】[作品名]
画家高橋由一による油絵。明治5年(1872)の。東京芸術大学所蔵。国指定重要文化財。花図。

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デジタル大辞泉プラス

花魁
日本の画家、高橋由一の絵画(1872)。近代日本初の洋画家として知られる由一の代表作の一つ。東京藝術大学大学美術館所蔵。

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世界大百科事典 第2版

おいらん【花魁】
吉原における上級遊女の別称。新造,禿(かむろ)などが専属の姉女郎を〈おいらの〉〈おいらがとこ〉などと呼んだのがなまって〈おいらん〉になったというが,ほかにも語源説があり,詳細は不明。どの説にしても口語に始まったのは確かで,漢字当て字である。洒落本などには姉女良・姝妓・花嬢・壱両壱分など多くの用字例がみえるが,その中で花魁だけが残って定着した。語源とともに使用の起源も明確でなく,元禄(1688‐1704)以前の用例が挙げられているが,一般化したのは1760年代の宝暦・明和ごろのようで,これは最高妓とされた太夫が吉原で消滅した時期と一致する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

おいらん【花魁】
江戸吉原で姉女郎を呼ぶおいらの(姉さん)がつまったものという
姉分の女郎。
位の高い女郎。太夫。
女郎・遊女の俗称。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

花魁
おいらん
江戸・吉原における上級遊女の別称。語源としては、遊女に従属する新造(しんぞう)や禿(かむろ)が姉女郎を「おいらがの(私の)」とよんだのがなまったとする説などがあるが、明らかではない。いずれにしても口語体から発生したらしく、漢字は当て字である。洒落本(しゃれぼん)には、姉妓、姉娼、全盛、妹妓など多数の当て字が使われている。そのなかで、ものいう花(美女)の魁(かしら)という意味をもつ花魁が、広く使用されて代表的文字となった。語源の伝承にもあるように、花魁は尊称的美称であって職名でないため、どの階級の遊女がこれに相当するかは一定していない。花魁の称が一般化した明和(めいわ)(1764~72)ごろは、吉原では太夫(たゆう)が衰滅して散茶(さんちゃ)がこれにかわった時代であるが、散茶のなかの最上格である呼出しを、初めは花魁とよんだという。呼出しは張り見世をしない別格であったが、のちには次位の昼三(ちゅうさん)や、その下の座敷持(ざしきもち)なども花魁とよぶようになった。ただし、いずれも2部屋以上の座敷を与えられ、新造2~3人、禿2~3人を従え、座敷には各種の調度をそろえ、寝具は重ねふとんであった。[原島陽一]

花魁道中

遊興には揚屋(あげや)に招くことに定められていた上級遊女が、従者らを連れて一団となって揚屋へ往復するのを旅行に見立てて道中と称することは元禄(げんろく)(1688~1704)ごろに始まる。吉原の花魁道中は、この形式を借りた宣伝ショーである。吉原でも、初めは客に招かれて引手茶屋との間を往復する実用的な行進であったが、トップスターである花魁が盛装をし、大ぜいの従者を連れて行列する光景に観光的要素をみいだし、これを独立させた。茶屋に行く必要がないのに、道中を目的として行進したのである。そのために、扮装(ふんそう)は豪華となり、従者の数も増し、外八文字(そとはちもんじ)という独特の歩き方が考案され、多数の見物人を集めることになった。明治以後は、毎晩は行わずにしだいに行事化していったが、洋装の道中なども試みられた。[原島陽一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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動植物名よみかた辞典 普及版

花魁 (オイラン)
植物。薩摩芋の品種

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花魁 (カカイ)
植物。バラ科の落葉小高木,園芸植物,薬用植物。ウメの別称

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