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茶道【チャドウ】

デジタル大辞泉

ちゃ‐どう〔‐ダウ〕【茶道】
茶の湯によって精神を修養し礼法を究める道。鎌倉時代の禅寺での喫茶儀礼起源として、室町時代村田珠光(むらたじゅこう)に始まり、武野紹鴎(たけのじょうおう)を経て千利休(せんのりきゅう)大成侘茶(わびちゃ)として広まった。利休後は表千家裏千家武者小路千家の三千家に分かれ、ほかに多くの分派がある。現在では、ふつう「さどう」という。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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さ‐どう〔‐ダウ〕【茶道】
ちゃどう(茶道)
茶頭(さどう)」に同じ。

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日本文化いろは事典

茶道
茶道とは、伝統的な様式にのっとって客人に抹茶をふるまう事で、茶の湯とも言います。茶を入れて飲む事を楽しむだけではなく、生きていく上での目的・考え方、宗教、そして茶道具や茶室に飾る美術品など、広い分野にまたがる総合芸術として発展しました。

出典:シナジーマーティング(株)

世界大百科事典 第2版

ちゃどう【茶道】
茶道とは喫茶を主体とした寄合の芸能である。茶道という言葉は17世紀初頭になって,規範的な〈道〉の思想が強く意識されて登場してくる。それまでは茶の湯とか数寄(すき)と呼ばれており,今日でも茶の湯と茶道はほとんど同義に用いられている。また〈さどう〉〈ちゃどう〉両様のよみ方があって一定しない。茶立人として諸侯に仕えた茶頭(さどう)と区別して〈ちゃどう〉とよませる場合もある。中国から移入された喫茶の習慣は,室町時代に茶の湯という芸能へと発展するにともない,独自の茶の道具やふるまい,思想,さらに茶のための建築や室礼(部屋の飾り方)などの要素をそなえるにいたった。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

さどう【茶道】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

茶道
ちゃどう
tea ceremony
「さどう」,茶の湯ともいう。中国伝来の喫茶の風習が日本独自の発達をとげたもの。亭主・客の交歓の作法や茶道具,庭園や建築,絵画,書,さらに精神的訓練までをも含めた総合的な文化。
喫茶の習慣は遣唐使によって奈良時代から平安時代の初期に日本に伝えられ,一部の知識人の間でたしなまれた。当時の茶は「団茶」という茶を固形状にしたものであった。しかし国風文化の流れを受け,やがて喫茶は失われてゆく。
抹茶を喫することは中国の宋代に始る。この宋風の喫茶を日本にもたらしたのは鎌倉時代の禅僧,栄西である。栄西は『喫茶養生記』で茶の健康面での効用をうたった。喫茶の習慣は,仏前に茶を献じる宗寺院や武家社会に次第にひろがり,鎌倉時代後期には庶民も趣味的な茶会を楽しむようになった。やがて茶は「闘茶」 (味で茶銘を当てるゲーム) などの遊びとしての茶道と,中国の豪華な茶器 (唐物) を集める美術品鑑賞としての茶道などへとその幅を広めていった。室町時代には足利義政などにより多数の中国茶器が収集され,書院造りの建物に唐物を中心とした喫茶法が武家文化に定着した。
室町時代中期以後,茶をたて客に供する礼法が確立し,村田珠光武野紹鴎らにより草庵の小座敷で質素な茶会が始められた。村田珠光は唐物を中心とした豪華な茶に反し,粗末な道具をそろえ,不完全なもののうちにある美を追求した。「わび」ということばを最初に使ったのは武野紹鴎である。紹鴎は珠光に共感し,16世紀,当時最大の商業都市堺で茶を愛好する町衆の中心的存在であった。安土桃山時代,紹鴎の弟子,千利休はさらに佗茶を主唱して茶の湯を和敬清寂を旨とする悟道的なものにまで高め,茶道としての本質的な大成をとげた。利休の佗茶の思想は既成の美観のみならず,世俗的な社会の上下関係も破壊した。利休の清寂にして激しい茶はやがて秀吉の逆鱗にふれ,みずからの切腹を招いた。初期の茶人としては津田宗達津田宗及の父子,今井宗久古田織部,細川三斎,金森宗和,江戸時代になって小堀遠州片桐石州らが有名。利休の激しい茶風を受け継いだ古田織部もやはり切腹している。利休以後,茶道は道具や茶室に数寄を凝らす大名茶と,利休の系統を継ぐ佗茶の2系統に分れた。利休の孫,宗旦は不審庵を三男宗左に譲り,みずからは自宅裏に今日庵を営んだ。今日庵は四男の宗室が継ぎ,宗左の系統を表千家,宗室の系統を裏千家と呼んでいる。これに次男宗守が京都武者小路に建てた官休庵に始まる武者小路千家を加えて三千家という。茶道にはこのほか多くの流派がある。家元制度が完成するには江戸時代中期,18世紀のことである。
明治初期,茶道は一時衰退するが,その後美術品収集の流行とともに次第に復興し,昭和に入ると茶道人口の大衆化・女性化が急速に進んだ。現在茶道人口は数百万ともいわれ,日本を代表する伝統文化として国際的にも注目されている。

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茶道
さどう
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精選版 日本国語大辞典

さ‐どう ‥ダウ【茶道・茶頭ドウ・茶堂】
〘名〙
① (茶頭・茶堂) 茶事をつかさどるかしら。経費など物質的な負担を負った。古くは茶同朋(ちゃどうぼう)、ついで、茶坊主、坊主などともいった。貴人に仕える茶頭は御茶頭(おさどう)、御坊主(おぼうず)と呼ばれた。茶道坊主。茶道坊(さどうぼん)
※大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)四月一七日「夏中手習茶頭泰経法印勤仕了」
※咄本・軽口御前男(1703)三「折ふし茶道(サダウ)ちんさい目をまはし」
② (茶道) 茶の湯。
※御伽草子・酒茶論(古典文庫所収)(室町末)「それさだうの命は、ろちうのうづみ火」
[補注]茶の湯の道のことを「さどう」というのは江戸時代まではまれであり、また、茶頭との混同を避けるために「ちゃどう」というのが普通であった。

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ちゃ‐どう ‥ダウ【茶道】
〘名〙
① 茶の湯を催すことによって静寂閑雅の境地にはいり、礼儀作法を修める道。室町時代、珠光を祖とし、武野紹鴎(じょうおう)を経て千利休に至って大成。歌道や禅の精神をとり入れ、わび・さび、和敬清寂を主体とする。武家時代を通じて流行し、利休の子孫が表千家・裏千家・武者小路千家の三家に分かれて、今日に伝わり、その他、門流が多い。さどう。〔和漢茶誌(1728)〕

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旺文社日本史事典 三訂版

茶道
ちゃどう
茶の湯に村田珠光が禅の心を入れたもので,「茶の湯の道」の略称
客を招いて抹茶 (まつちや) をたて懐石の供応をするのが茶の湯で,鎌倉時代に栄西 (えいさい) がよりもたらした。南北朝時代には茶の品種を飲み分ける闘茶の遊技も伝わり,南北朝〜室町初期にかけて茶寄合が行われた。東山文化時代に上流武家の間で一定の作法の優雅な茶の湯も行われ,珠光が閑寂な茶道(侘び茶数寄道 (すきどう) ともいう)を始め,武野紹鷗 (じようおう) ・千利休により大成された。のち利休の子孫は,表千家・裏千家・武者小路の3家に分かれ,その他織部流・遠州流などの諸流も生まれ,今日に至る。

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茶道
さどう

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