●草堂【ソウドウ】
デジタル大辞泉
そう‐どう〔サウダウ〕【草堂】
草ぶきの家。草庵(そうあん)。また、自分の家をへりくだっていう語。草屋。
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
そう‐どう サウダウ【草堂】
〘名〙
① 草ぶきの家。わらや。草屋。転じて、自分の家の謙譲語。
※峨眉鴉臭集(1415頃)祭巽順中文「花晨月夕、尋三詩盟於二草堂一」
※中華若木詩抄(1520頃)下「雨はふる、草堂は小し、秋になれども、葺くこともなければ、荒て正体もない体ぞ」 〔杜甫‐狂夫詩〕
② 草庵。いおり。また、寺。
※続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅「今聞。諸国寺家。多不レ如レ法。或草堂始闢。争求二額題一。〈略〉或房舎不レ脩。馬牛羣聚。門庭荒廃」
※今昔(1120頃か)一七「賤(あやし)の草堂を其の所に起てて、此の多の仏菩薩の像を安置し奉りつ」
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