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草摺【くさずり】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

草摺
くさずり
甲冑のに垂れ,下半身を防御する部分の名称。裾がをこするところからこの名があるといわれる。大鎧では前後左右の4間に分れ,胴丸腹巻では戦闘歩行に便利なように7~8間に分れた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

くさ‐ずり【草×摺】
草の葉や花を衣服にすりつけて着色すること。また、そのもの。
(よろい)の胴の付属具。大腿部を守るために、革またはを連結して、ふつう五段下りにおどし下げる。下散(げさん)。垂れ。

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世界大百科事典 第2版

くさずり【草摺】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

くさずり【草摺】
草の葉や花をすりつけて衣服を染めること。また、その衣服。
よろいの衡胴かぶきどうから垂らし、下腹部・大腿部を保護するもの。小片をつなぎ合わせ、足さばきをよくするため、数か所縦割りにしてある。下散げさん。こしよろい。 → 大鎧

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

くさ‐ずり【草摺】
〘名〙
① 布帛の表面を草で摺り染めにすること。また、そのもの。信夫摺(しのぶずり)などの類。
※玄玉(1191‐92頃)草樹上「日数ゆく野原篠原夏ふかしわけゆく袖の露の草すり〈藤原兼実〉」
② 鎧(よろい)の胴の下に垂れて、大腿部を覆うもの。大鎧には前、後、左脇に三間、脇楯(わいだて)に一間、合計四間を垂れる。腹巻(はらまき)、胴丸(どうまる)は細分して、六間ないし八間とし、五段下りを普通とする。腰の下にあって、草の摺れる部分にあるための名称という。下散(げさん)
※平家(13C前)七「鎧の草摺ひきあげて二刀さし」
③ (②から転じて) 前垂(まえだれ)の俗称。
※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)仁四「米つきはくさつりとって飯を食ひ」

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くさ‐ずれ【草摺】
〘名〙 風などで草がゆれ動き、互いにすれ合うこと。
※一高寮歌・緑もぞ濃き柏葉の(1903)〈柴碩文〉「さ霧の闇に草摺れの 音聞えつつ木の下の」

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