●荷前【のさき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
荷前
のさき
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デジタル大辞泉
の‐さき【▽荷▽前/▽荷▽向】
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世界大百科事典 第2版
のさき【荷前】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
荷前
のさき
平安時代、諸国からの貢ぎ物として届けられた初穂を、年末の吉日に天皇および外戚(がいせき)の墓(十陵八墓)に献ずる儀式。その墓につかわされる使者を荷前の使(つかい)という。当日は天皇が建礼門前の幄(あく)に出御され、大臣以下も列席、その幄舎に幣帛(へいはく)が並べられる。天皇の拝ののち、使いがこれを受け、各陵墓に供える。使いは山科(やましな)山陵(天智(てんじ)天皇)のみは中納言(ちゅうなごん)以上、その他は参議以上、四位、五位、内舎人(うどねり)、大舎人などが務めた。平安末には天皇の出御もなくなり、中世になると行われたようすはみえない。
[山中 裕]
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精選版 日本国語大辞典
の‐さき【荷前】
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