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菩提【ぼだい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

菩提
ぼだい
サンスクリット語 bodhiの音写で,,道,と訳される。仏陀悟り,完全な開悟涅槃境地をなす智慧のことで,そこでは煩悩は断たれている。したがって俗に冥福の意味でも用いられるようになった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ぼだい【×提】
《〈〉bodhiの音写。智・道・覚と訳す》語。
煩悩(ぼんのう)を断ち切って悟りの境地に達すること。また、悟りの智恵。
死後の冥福(めいふく)。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ぼだい【菩提】
仏教の根本理念で,サンスクリットbodhiの音訳であるが,訳して覚,智,道などとする。仏教はすべて菩提の何たるかを説き,菩提を獲得するのを目的として,その実践修行の方法を説く宗教である。したがって仏教の礼拝対象は菩提を得た〈覚者〉,すなわち仏陀buddhaで,略して〈仏(ぶつ)〉という。そこでこの覚者は何を覚るかが菩提の内容になるが,それは諸法皆空,すべて存在するもの(色)には実体がない(空)という真理である。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

菩提
ぼだい

サンスクリット語のボーディbodhiの音写。ボーディはブッドフbudh(目覚める)からつくられた名詞で、真理に対する目覚め、すなわち悟りを表し、その悟りを得る知恵を含む。その最高は阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)で無上等正覚(むじょうとうしょうがく)と訳す。この語が、仏教の理想であるニルバーナnirvāa(涅槃(ねはん))と同一視されるようになり、のちニルバーナが死をさすようになると、それらが混合して、「菩提を弔う」といわれ、それは「死者の冥福(めいふく)を祈る」意味となった。

[三枝充悳]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ぼだい【菩提】
〘名〙 (bodhi の音訳。道・智・覚と訳す) 仏語。
① 世俗の迷いを離れ、煩悩を断って得られたさとりの智慧。
※源氏(1001‐14頃)蛍「ほだいと煩悩との隔りなむ、この人の善き悪しきばかりのことは変りける」 〔勝鬘経‐十受章〕
② さとりを開いて、涅槃に至ること。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「かかるものに害せられぬる人は、菩提もとり難きものなり」
③ 死後の冥福。
※栄花(1028‐92頃)楚王の夢「亡者の御ためぼだいのたよりともならめ」
④ 仏道のこと。

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