@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

菱マンガン鉱【りょうマンガンこう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

菱マンガン鉱
りょうマンガンこう
rhodochrosite
方解石族鉱物。 MnCO3三方晶系。菱面体,板状,柱状の結晶,粒状,ぶどう状の集合塊として産する。硬度 3.5~4,比重 3.70。ガラス光沢ないし真珠光沢半透明。桃,紅,赤,褐色などを呈する。菱鉄鉱方解石との間に高温で完全固溶体を形成する。熱水鉱床層状マンガン鉱床などに産する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

菱マンガン鉱
りょうまんがんこう
rhodochrosite

マンガンの鉱石鉱物の一つ。日本ではおもに中生代の珪(けい)質堆積(たいせき)岩中あるいはその変成産物中に鉱層をなすほか、熱水鉱脈鉱床の脈石をなす。また、気成鉱床の脈石鉱物としても出現する。自形は菱面体で比較的単純。鉱層中ではマンガン酸化物、マンガン珪酸塩などとともに高品位鉱を形成する。脈石では、鉄、亜鉛、鉛、銅、銀、金、アンチモンなどの硫化物を伴い、マンガン自身の硫化物も伴われる。ごく少量の成分変化で、白、灰、淡褐、茶褐色などを呈し、「白色炭(たん)マン」「栗色(くりいろ)炭マン」などと俗称される。接触変成を受けた堆積岩中のものとしては、岩手県九戸(くのへ)郡野田村野田玉川鉱山(閉山)、栃木県鹿沼(かぬま)市加蘇(かそ)鉱山(閉山)などが有名であり、熱水鉱脈中のものとしては、北海道上ノ国(かみのくに)町上国(じょうこく)鉱山(閉山)、同古平(ふるびら)町稲倉石(いなくらいし)鉱山(閉山)などが有名である。英名はギリシア語の「ばら」に由来する。

[加藤 昭 2018年12月13日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

りょう‐マンガンこう ‥マンガンクヮウ【菱マンガン鉱】
〘名〙 (マンガンはmangaan Mangan) 炭酸マンガンを主成分とする鉱物。淡紅または褐色、ガラス光沢。六方晶系、菱面体結晶。塊状で堆積岩または熱水性鉱脈中に産する。〔鉱物字彙(1890)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

菱マンガン鉱」の用語解説はコトバンクが提供しています。

菱マンガン鉱の関連情報

関連キーワード

マンガンピンクリョウ(菱)マンガン鉱酸化マンガンリョウ鉄鉱(菱鉄鉱)リョウマンガン鉱(菱マンガン鉱)酢酸マンガン(Ⅱ)炭酸マンガン(Ⅱ)

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation