●葉肉【ヨウニク】
デジタル大辞泉
よう‐にく〔エフ‐〕【葉肉】
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世界大百科事典 第2版
ようにく【葉肉】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
葉肉
ようにく
葉を構成する組織の一つで、葉肉組織ともいう。葉肉は葉の中の基本組織であり、柵(さく)状組織と海綿状組織とに分けられるが、その区別がはっきりしないこともある。一般に陽葉では柵状組織がよく発達し、陰葉ではその発達が悪い。葉肉の細胞は葉緑体をもち、葉の光合成器官としての機能を担っている。葉肉組織の細胞間には、豊富な細胞間隙(かんげき)(空気間隙)がある。外界の空気は気孔を介してこの間隙と連絡しているので、細胞間隙は個々の細胞の光合成、呼吸、蒸散に重要な役割をもっている。一般に細胞間隙の量は海綿状組織に多く、縦長の細胞が比較的密に並ぶ柵状組織では少ない。
[原 襄]
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精選版 日本国語大辞典
よう‐にく エフ‥【葉肉】
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