●蒲団【ふとん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
蒲団
ふとん
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デジタル大辞泉
ふとん【蒲団/FUTON】[書名]



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とっさの日本語便利帳
蒲団
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世界大百科事典 第2版
ふとん【蒲団】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
蒲団
ふとん
田山花袋(かたい)の中編小説。1907年(明治40)9月『新小説』に発表。翌年易風社刊の短編集『花袋集』に収録。中年の文学者竹中時雄が雑誌社の仕事や結婚生活に倦怠(けんたい)を覚えているとき、ミッションスクール神戸女学院の学生である横山芳子が父親に連れられて入門してくる。竹中は女をハウプトマンの『寂しき人々』の女子学生アンナ・マールに擬し、その才知と美貌(びぼう)に心ひかれ、芳子の愛人である田中秀夫に激しい嫉妬(しっと)を感ずる。しだいに非難の目を感じ、保護者の立場に隠れ、女を国元に帰し、残していった蒲団に顔を埋め、性欲と悲哀と絶望に泣くのである。抱月は「肉の人」、赤裸々な「懺悔(ざんげ)録」と評し、自然主義作品としての位置づけをした。
[小林一郎]
『『蒲団』(岩波文庫・角川文庫・新潮文庫)』
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旺文社日本史事典 三訂版
蒲団
ふとん
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