●薩摩錫器【さつますずき】
事典 日本の地域ブランド・名産品
薩摩錫器[金工]
さつますずき
九州・沖縄地方、鹿児島県の地域ブランド。
鹿児島市・霧島市などで製作されている。江戸時代初期、鹿児島市郊外の山中に発見された錫鉱脈は、薩摩藩の大きな財源となった。溶解から研磨まですべて手作業でつくられる。表面を酸に腐食させた錫器を梨地とよび、いぶし銀のような渋い光沢が、古来より薩摩の人々に愛されてきた。現在では、酒器・花器など伝統的なもののほかにアクセサリーなどもつくられている。鹿児島県伝統工芸品。
鹿児島市・霧島市などで製作されている。江戸時代初期、鹿児島市郊外の山中に発見された錫鉱脈は、薩摩藩の大きな財源となった。溶解から研磨まですべて手作業でつくられる。表面を酸に腐食させた錫器を梨地とよび、いぶし銀のような渋い光沢が、古来より薩摩の人々に愛されてきた。現在では、酒器・花器など伝統的なもののほかにアクセサリーなどもつくられている。鹿児島県伝統工芸品。
出典:日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」
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薩摩錫器
鹿児島県鹿児島市、霧島市などで生産される錫工芸品。県の伝統的工芸品に指定。
出典:小学館
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