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薬用酒【やくようしゅ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

薬用酒
やくようしゅ
薬酒。薬草や香味のすぐれたもの,そのほか医療や強精に役立ちそうな物質の成分を浸出させた酒。酒自体に催酔性があり,ストレスの解消に役立つほか,病弱者やショックに陥った者に,一時的に機能を促進させる効果をもっているが,さらにアルコールが物質を溶解,浸出させる性質を利用して有効成分を加えたもの。屠蘇 (とそ) ,梅酒,枸杞 (くこ) 酒,にんにく酒,まむし酒,すっぽん酒,忍冬 (にんどう) 酒,保命酒,中国では五加皮酒などがある。ヨーロッパのベルモット,リキュール類,果実酒なども一種の薬用酒である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

やくようしゅ【薬用酒】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

薬用酒
やくようしゅ

薬効をもった酒。生薬(しょうやく)を酒で浸出し、砂糖などで味をととのえたもの、あるいはこれに麹(こうじ)などを加え、みりん醸造のような工程をとったものもある。薬用酒には二通りある。

(1)「薬用酒」と称して、薬事法の規定によりつくられ、薬効をもつもの。これは厚生労働大臣の許可を得て、酒としての免許をもち、薬局で販売されている。

(2)「薬味酒」と称するもので、薬事法の適用を受けず、薬効といっても保健的な意味をもった薬酒である。酒店で販売されている「養命酒」や「陶陶酒」はこれに属する。

 現在普通に用いられている生薬は人参(にんじん)、地黄(じおう)、虎骨(ここつ)、白朮(びゃくじゅつ)、五味子(ごみし)、当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、反鼻(はんび)、枸杞子(くこし)、五加皮(ごかひ)、杜仲(とちゅう)、黄蓍(おうぎ)、肉蓯蓉(にくじゅうよう)、淫羊藿(いんようかく)、桂皮(けいひ)、防風(ぼうふう)などがあり、数種を混ぜ合わせて、不老長寿、強壮剤として調合される。

[秋山裕一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

やくよう‐しゅ【薬用酒】
〘名〙 基剤となる種々の酒類に生薬(しょうやく)類を溶存させ香味を付加した酒。日本古来の果実酒やリキュール類が含まれる。薬味酒・薬酒とも。
※読売新聞‐明治一八年(1885)八月四日「滋養香竄葡萄酒と云ふは、浅草花川戸町神谷氏の製造に係る薬用酒にて、鉄と幾那を配合せし物なり」

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デジタル大辞泉

やくよう‐しゅ【薬用酒】

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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飲み物がわかる辞典

やくようしゅ【薬用酒】

薬酒。⇒薬酒

出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
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