●藍住町【あいずみ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
藍住〔町〕
あいずみ
徳島県北東部,吉野川下流域にある町。 1955年藍園 (あいぞの) 村,住吉 (すみよし) 村が合体して町制。藩政時代から明治中頃まで盛んであった藍作や藍玉の販売は衰えたが,現在も大農家が多く,都市向けの野菜や花卉の栽培に転換。近年は住宅地化が進む。 JR高徳線の勝瑞 (しょうずい) 駅近くに室町時代 240年間,細川・三好氏の政治の中心となった勝瑞城跡がある。町の公民館に保存される阿波藍栽培加工用具は重要有形民俗文化財。徳島自動車道が通りインターチェンジがある。面積 16.27km2。人口 3万4626(2015)。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「藍住町」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●藍住町の関連情報