●蘚類【センルイ】
デジタル大辞泉
せん‐るい【×蘚類】
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世界大百科事典 第2版
せんるい【蘚類 moss】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
蘚類
せんるい
苔(たい)類、ツノゴケ類と並ぶコケ植物の一群。植物体はすべて茎、葉の分化がみられ、茎は直立または横にはい、仮根は多細胞からなっていて、分枝する。茎には中心束が分化するものが多い。葉には中肋(ちゅうろく)をもつものが多く、中肋部以外では、ほとんどが一層の細胞からなる。雌雄異株または同株。造卵器は主茎の頂端につく場合と、枝の先につく場合がある。胞子体の若い蒴(さく)には帽(ぼう)(蘚帽)があり、口部には蒴歯が分化する。スギゴケ科、ミズゴケ科、クロゴケ科など約80科1万5000種が知られている。海水中を除く世界各地のあらゆる環境下で生育がみられるが、熱帯圏にもっとも多くの種類がみられ、南極大陸や北極圏にも数十種が分布している。
[井上 浩]
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精選版 日本国語大辞典
せん‐るい【蘚類】
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