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虚無【キョム】

デジタル大辞泉

きょ‐む【虚無】
何物もなく、むなしいこと。空虚。
この世に存在するすべてのものに価値や意味を認めないこと。「虚無感」
虚心であること。「虚無自在の心」
無限の宇宙。大空。虚空(こくう)。
古代中国の老子哲学で、万物の根源・本体は、はかりがたく無であるということ。

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精選版 日本国語大辞典

きょ‐ぶ【虚無】
〘名〙 (「ぶ」は「無」の漢音)
※色葉字類抄(1177‐81)「虚無 キョブ」
※米沢本沙石集(1283)一〇末「礼義等の才覚を習へば、妄心日々にまし、虚無(キョブ)の大道を行へば、妄念日々に損ずと云へり」

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きょ‐む【虚無】
〘名〙 (古くは「きょぶ」か。→きょぶ)
① 何もなくむなしいこと。空虚であること。空(くう)。皆無(かいむ)
※神皇正統記(1339‐43)上「其の末を学びて源を明めざれば、ことにのぞみて覚えざる過(あやまち)あり。其源と云ふは、心に一物をたくはへざるを云ふ。しかも虚無の中に留るべからず」
② 心にわだかまりがないこと。何物にもとらわれず虚心であること。
※全九集(1566頃)一「神を養ふとは〈略〉諸事をすてて恬澹虚無にして、真をまったうするをいふなり」 〔荘子‐刻意〕
③ (何もないの意から) はてしなく広がる大空。空中。虚空(こくう)
※文華秀麗集(818)下・江上船〈嵯峨天皇〉「一道長江通千里。漫々流水漾行船。風帆遠没虚無裡。疑是仙査欲上天」 〔司馬相如‐大人賦〕
④ 中国で、老子の説いた説。天地万物の本体は認識を超えた形状のないものであるとする、有無相対を超越した境地。→虚無の学
※史記抄(1477)一一「老子の道徳を散じて、思のままに論じて簡要は、老子の虚無自然に帰したぞ」 〔史記‐太史公自序〕
⑤ 世の中の真理や価値、また、人間存在そのものを、空虚で無意味なものと考えること。

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こ‐む【虚無】
〘名〙 (「こ」は「虚」の呉音) 仏語。実体としての物がないこと。有無のはからいを越えて、空(くう)であり、真実そのものである無為自然のこと。
※教行信証(1224)五「又解脱者名曰虚无。虚无即是解脱」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

虚無
きょむ
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出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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