●蛸部屋【タコベヤ】
デジタル大辞泉
たこ‐べや【×蛸部屋】
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精選版 日本国語大辞典
たこ‐べや【蛸部屋】
〘名〙 第二次世界大戦前、北海道や樺太(サハリン)の炭鉱、鉄道工事現場などにみられた飯場制度。また、その飯場をいう。労働者を飯場に監禁同様に収容して、重労働を強制したもの。飯場にはいったら、蛸つぼの蛸のように抜けられないというところからいった。監獄部屋。
※駅前旅館(1956‐57)〈井伏鱒二〉「この味山田という人は、たこ部屋の親方だということでした」
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