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蟻地獄【アリジゴク】

デジタル大辞泉

あり‐じごく〔‐ヂゴク〕【×蟻地獄】
ウスバカゲロウ類の幼虫体長約1センチ。鎌(かま)状の大あごをもち、乾燥した土をすり鉢状に掘って巣を作り、底にひそんで落ちたアリなどを捕らえる。あとじさり。すりばちむし。 夏》「―見て光陰をすごしけり/茅舎
1の作ったすり鉢状の穴。脱け出せない苦しい状況のたとえにもいう。「蟻地獄からはい上がれない」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ありじごく【蟻地獄】
ウスバカゲロウの幼虫。体長約1センチメートル。乾いた土や砂にすり鉢状の穴を掘り、その底に隠れて落ち込んだアリなどを捕食する。すりばちむし。あとびさり。あとじさり。 [季] 夏。
の作る穴。抜け出すことの困難な悪状況のたとえにもいう。 -に落ちる

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

あり‐じごく ‥ヂゴク【蟻地獄】
〘名〙
① 昆虫類、アミメカゲロウ(脈翅)目、ウスバカゲロウ科の幼虫の総称で、おもにウスバカゲロウやホシウスバカゲロウの幼虫をいう。体長約一センチメートル。灰褐色で細かいとげがあり、大きなはさみのような口器がある。砂地など、乾いた地面に頭で土をはね飛ばし、渦巻状に後ずさりしながら、すりばち状の穴をつくってその底にひそみ、落下したアリなどの体液を吸うのでこの名がある。うしむし。あとしざり。すりばちむし。あとさりむし。ありのじごく。《季・夏》〔生物学語彙(1884)〕
※あらたま(1921)〈斎藤茂吉〉初夏「梅の木かげのかわける砂に蟻地獄(アリヂゴク)こもるもさびし夏さりにけり」
② アリジゴクのひそんでいる、すりばち状の穴。脱け出せない苦しい状況のたとえにもいう。《季・夏》
※忠義(1917)〈芥川龍之介〉一「蟻地獄(アリヂゴク)に落ちた蟻のやうな、いら立たしい心で」

出典:精選版 日本国語大辞典
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