●裁定【サイテイ】
デジタル大辞泉
さい‐てい【裁定】
[名](スル)物事の善悪・可否を判断して決めること。「労働争議を中労委が裁定 する」「仲裁裁定 」
出典:小学館
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世界大百科事典 第2版
さいてい【裁定】
法令において裁定と呼ばれている行政庁の判断には,次のようなものがある。(1)行政上の法律関係について疑義または紛争がある場合に,一方の当事者が他方の当事者を相手方として,行政庁に,当事者の主張の当否を,審理・判断し,その解決を求める手続を,〈裁決の申請〉というが,この裁決の申請に対する行政庁の判断が,法令上,裁定と呼ばれていることがある。この裁定には,市町村の境界に関して争論がある場合において,都道府県知事がする裁定(地方自治法9条2,3項)のように,行政上の法律関係または法事実の存否を確認するものと,入漁権の設定・変更または消滅に関して海区漁業調整委員会のする裁定(漁業法45条)のように,行政上の法律関係を形成するものとがある。
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精選版 日本国語大辞典
さい‐てい【裁定】
〘名〙 物事の可否を裁断して決定すること。
※東寺百合文書‐ほ・保安三年(1122)三月一一日・伊勢大国荘専当藤原時光菅原武道等解案「度々雖レ触レ訴於司庁不レ裁二定左右一」 〔後漢書‐盧植〕
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
裁定
さいてい
「裁決」のページをご覧ください
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