●裳着【もぎ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
裳着
もぎ
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デジタル大辞泉
も‐ぎ【×裳着】
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世界大百科事典 第2版
もぎ【裳着】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
裳着
もぎ
公家(くげ)女子が成人したしるしに初めて裳をつける儀式。年齢は一定していないが、12、3歳のころ吉日を選んで行われ、徳望ある人に裳の腰(紐(ひも))を結んでもらった。『栄花物語』(輝く藤壺(ふじつぼ))には、彰子(しょうし)の裳着は、12歳のときに行われたとある。平安時代に、大人も垂髪になったが、従来の成人すると結髪をする習いから、形式的に、髪上げの儀式をも同時に行った。『源氏物語』(行幸(みゆき))に「御裳着のことをこそと思(おぼ)して、その御まうけの御調度のこまかなる清らども加へされ給ひ」とみえる。
[高田倭男]
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精選版 日本国語大辞典
も‐ぎ【裳着】
(2)基本的には結婚を前提とした重要な通過儀礼なので、腰結の役は一族の長がつとめることが多い。没落して後見がいない場合、裳着を行なえないこともあり、年齢的に成人しても女童のままで過ごす例も見られる。
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