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複合肥料【ふくごうひりょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

複合肥料
ふくごうひりょう
compound fertilizer
化成肥料配合肥料を総括した呼称従来は,無機質肥料および原料に化学的操作を加えて窒素,リン酸,カリウムの2種以上が結合して一つの化合物としてできた肥料を化成肥料と呼び,単に窒素,リン酸,カリウムのうち2種以上を混合してつくった肥料を混合肥料,または配合肥料と呼んでいた。しかし,最近は両者区別がつけにくくなってきたことなどから,1956年 10月1日改訂の肥料取締法に基づき両者を総括して複合肥料と呼ぶようになった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

ふくごうひりょう【複合肥料 compound fertilizer】
窒素,リン,カリウムの肥料3要素のうち2成分以上を含有する肥料を総称していう。これに対し1成分のみを含む肥料は単味肥料(単肥)というが,近年は複合肥料の方が需要が多い。全肥料消費量のうち,複合肥料の形で消費される割合複肥率といい,窒素肥料,リン酸肥料カリ肥料それぞれの日本での複肥率は1961年には44%,62%,48%であったが,83年にはそれぞれが80%,78%,80%と増加しており,複合肥料の需要が増大していることがわかる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

複合肥料
ふくごうひりょう

肥料の三要素である窒素、リン酸、カリ(カリウム)のうち2成分以上を含有する肥料のことで、配合肥料と化成肥料がこれに含まれる。1956年(昭和31)の肥料取締法の一部改正により新たに制定された肥料の名称である。ただし、主成分の窒素、リン酸、カリが動植物質に由来するものは有機質肥料といい、複合肥料とは区別される。複合肥料には肥料の三要素のほか微量要素のマグネシウム、マンガン、ホウ素を含有しているものもある。農家で実際に消費されるのは、ほとんどが複合肥料である。複合肥料には、化成肥料、成形複合肥料、吸着複合肥料、被覆複合肥料、液状複合肥料、配合肥料、家庭園芸用複合肥料などの種類がある。また、野菜、花、果樹などそれぞれ作物の種類、地域、気候、土壌の種類、施肥法などによってさまざまにくふうされた複合肥料の銘柄がある。

[小山雄生]

『長谷川和久著『複合肥料に関する研究と応用』(1988・養賢堂)』『伊達昇・塩崎尚郎編著『肥料便覧』第5版(1997・農山漁村文化協会)』『肥料協会新聞部編『肥料年鑑』各年版(肥料協会)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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