●褐鉄鉱【かってっこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
褐鉄鉱
かってっこう
limonite
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デジタル大辞泉
かっ‐てっこう〔‐テツクワウ〕【褐鉄鉱】
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岩石学辞典
褐鉄鉱
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世界大百科事典 第2版
かってっこう【褐鉄鉱 limonite】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
褐鉄鉱
かってっこう
limonite
水酸化第二鉄を主成分とする不純な混合物の総称。化学式Fe2O3・nH2O。鉄鉱石となる。主成分鉱物は低結晶度の針鉄鉱やその含水非晶質相。成因的には、熱水性あるいは噴気性堆積(たいせき)起源のもの、初生硫化鉄鉱物の酸化によるもの、化学的堆積物起源と考えられるものなどがある。深海中のスモーカー(熱水からの沈殿物が堆積した煙突状の構造物)周辺の堆積物の中には普遍的に産する。日本では北海道虻田(あぶた)鉱山(閉山)、長野県諏訪(すわ)鉄山(閉山)、群馬県群馬鉄山(閉山)のものは長く採掘された。英名はギリシア語のλειμωυ(川沿いの草の生えた低地)に由来する。
[加藤 昭 2016年2月17日]
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精選版 日本国語大辞典
かっ‐てっこう ‥テックヮウ【褐鉄鉱】
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化学辞典 第2版
褐鉄鉱
カッテッコウ
limonite
吸着水をもつ水酸化鉄鉱物の総称.淡褐色ないし茶褐色で,皮殻状・しょう乳状や土状などを呈している.各種の酸化鉄や鉄を含む鉱物が風化を受けて鉱床をなしていることも多い.針鉄鉱の微細粒を主体とするものから,ゲル状のものまである.密度も含水量などにより,2.8~4.3 g cm-3 と範囲が大きい.温泉から沈殿したものもあり,鉱床の上部の焼けを形成していることもある.
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