●西南日本【せいなんにほん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
西南日本
せいなんにほん
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
せいなん‐にほん【西南日本】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
せいなんにほん【西南日本】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
西南日本
せいなんにほん
日本の地体構造区分上、糸魚川‐静岡構造線(いといがわしずおかこうぞうせん)よりも南西側の本州および四国、九州を含む地域。糸魚川‐静岡構造線よりも北東側は「東北日本」という。西南日本のうち、中央構造線よりも北側(大陸側)の地帯を西南日本内帯、南側(大洋側)の地帯を西南日本外帯という。
西南日本内帯は、一部で帯状構造が明瞭(めいりょう)でないこともあるが、北側から飛騨(ひだ)帯、飛騨外縁帯、秋吉帯、三郡帯、舞鶴(まいづる)帯、超丹波(ちょうたんば)帯、美濃(みの)‐丹波帯、領家(りょうけ)帯に分けられる。
西南日本外帯は、東北東―西南西方向の帯状構造が顕著にみられ、北側から三波川(さんばがわ)帯、秩父(ちちぶ)帯、四万十(しまんと)帯に分けられる。三波川帯の南縁部には、御荷鉾(みかぶ)緑色岩類が分布する。秩父帯はさらに、秩父帯北帯、黒瀬川帯、三宝山(さんぼうさん)帯(秩父帯南帯)の3帯に分けられる。四万十帯は北帯と南帯に分けられる。
西南日本外帯の三波川帯、秩父帯、四万十帯は、東北日本南部の「関東山地」に連続し、西南日本内帯の飛騨外縁帯、美濃‐丹波帯は東北日本南西部の上越帯、足尾帯にそれぞれ延長すると考えられる。そのため、中生代白亜紀までの発達史を扱うとき、西南日本と東北日本の境界を糸魚川‐静岡構造線ではなく、足尾帯東縁の棚倉破砕帯(たなぐらはさいたい)とする場合がある。
[村田明広]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
せいなん‐にほん【西南日本】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「西南日本」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●西南日本の関連情報