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西彼杵半島【にしそのぎはんとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

西彼杵半島
にしそのぎはんとう
長崎県西部,角力灘(五島灘の一部)と大村湾の間にある半島。北は佐世保湾に面する。北部は北松溶岩台地に属するが,大部分標高 500m前後のゆるやかな起伏古第三紀山地。開発は遅れ,サツマイモの栽培が主であったが,第2次世界大戦後開拓者が多く入植し,山頂部を縦貫する開拓道路もできた。東の湾岸部はリアス海岸で,真珠養殖が行なわれる。北端佐世保市と結ぶ西海橋開通により,これに続く国道206号線の利用も活発化し,沿道にはバイオパークなどが建設され,観光開発も進んでいる。湾岸の一部は大村湾県立自然公園に,西海岸と高原の一部は西彼杵半島県立自然公園に属する。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

にしそのぎ‐はんとう〔‐ハンタウ〕【西彼杵半島】
長崎市から北方に突出している半島。東は大村湾、西は角力灘(すもうなだ)に面する。北部に佐世保とを結ぶ西海(さいかい)橋がある。

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世界大百科事典 第2版

にしそのぎはんとう【西彼杵半島】
長崎県西部,長崎市から北へ突き出した南北約40km,東西約20km(最広部)の半島。東は大村湾,西は五島灘,北は佐世保湾に面し,胴体部をなす西彼(せいひ)山地,東部と北西部の丘陵地,そして北部の溶岩台地に区分できる。西彼山地黒色の結晶片岩からなる標高400m前後の隆起準平原で,飯盛山(531m),焼山(416m)などは準平原面上の残丘である。北部の玄武岩からなる溶岩台地は標高200m前後で,中央の虚空蔵(こくぞう)山(307m)は台地上に噴出した火山砕屑丘である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

にしそのぎはんとう【西彼杵半島】
長崎県中部、大村湾の西側に突出する半島。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

西彼杵半島
にしそのぎはんとう
長崎市北部から佐世保(させぼ)市に向って突出する半島。東は大村湾、西は角力灘(すもうなだ)に面する。長崎市、西海市(さいかいし)が立地する。半島の大半は結晶片岩の古生層によって構成され、標高400メートル内外の隆起準平原をなす。北部だけは標高200メートル内外の玄武岩台地である。中央部の準平原面上には、第二次世界大戦後の開拓地が散在し、開拓道路が山頂部を南北に縦貫しており、「県民の森」や「神ノ浦(こうのうら)ダム」「雪ノ浦(ゆきのうら)ダム」の施設を有する。古くからイノシシの生息地で、イノシシの侵入を防ぐ石積みによる「猪垣(いがき)」の遺構があり、現在もイノシシによる、イモ、ムギの被害は絶えない。半島の東岸はリアス式海岸で真珠養殖が盛ん。1955年(昭和30)伊ノ浦(いのうら)瀬戸(針尾瀬戸)に西海橋が完成。また、国道206号が整備され、佐世保や長崎市中心市街地への交通も便利となり、ミカン、スイカなどの換金作物の栽培が進捗(しんちょく)している。半島の西海岸は断層起源の海食崖(がい)が連続しているため道路の開発が遅れたが、現在は国道202号が海岸沿いに通じる。旧大村藩の西域にあたりキリシタン集落も多い。出津(しつ)や黒崎(くろさき)の教会は、付近の自然景観とともに崇高・敬虔(けいけん)な雰囲気を漂わせている。さらに、西方海上の松島(まつしま)は旧藩時代の捕鯨基地として知られたが、大正・昭和時代は大(おお)島、崎戸(さきと)島、池島とともに海底炭田の島として繁栄した。現在離島炭田は閉山している。北部の台地は畑作地帯で、中世末の開港場、横瀬(よこぜ)浦がある。[石井泰義]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

にしそのぎ‐はんとう ‥ハンタウ【西彼杵半島】
長崎県中央部の半島。長崎市から北方に突き出し、五島灘から大村湾を限る。

出典:精選版 日本国語大辞典
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