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西武【さいむ】

世界大百科事典 第2版

さいむ【西武】
1610‐82?(慶長15‐天和2?)
江戸前期の俳人は山本,通称は九郎左衛門,本名は西武(にしたけ)。剃髪後本名を音読して俳号とした。別号は無外軒,風外軒,風外斎。京都の人。家業綿屋幼少のころから貞徳に師事,1636年(寛永13)俳諧口伝を受けたのをはじめ,貞徳直門の撰集鷹筑波集(たかつくばしゆう)》(1642)や,式目書《久流留(くるる)》(1650)の編著を命じられるなど貞徳の信頼あつく,みずからも独吟万句《ツイスヘ子》(1652成立),発句集《沙金袋(さきんぶくろ)》(1657)等を著して,貞門七俳仙の一人にかぞえられた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

西武
さいむ

生没年未詳。江戸前期の俳人。山本氏。俗称綿屋九郎左衛門。本名西武(にしたけ)。別号無外軒、風外軒、風外斎。天和(てんな)・貞享(じょうきょう)(1681~88)ごろまで七十数歳で生存したと推定される。辞世「夜の明て花にひらくや浄土門」。貞門(ていもん)七俳仙の一人。貞徳(ていとく)の門に7歳で入り、11歳で俳諧(はいかい)を始め、さらに1653年(承応2)点者(てんじゃ)を許された。貞徳に深く信頼され、師命により『鷹筑波(たかつくば)』(1642)、『久流留(くるる)』(1650)などの編纂(へんさん)に従事し、また秘伝をも伝授されている。作風は、随流(ずいりゅう)の『貞徳永代記』(1692)に評されるように、いかにも古風で、才気らしいものは感ぜられない。

[雲英末雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

西武 さいむ

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

精選版 日本国語大辞典

さいむ【西武】

出典:精選版 日本国語大辞典
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