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西瓜・水瓜【すいか】

大辞林 第三版

すいか【西瓜・水瓜】
すい西の唐音。水瓜とも書く
ウリ科のつる性一年草。熱帯アフリカ原産。暖地の砂地畑で栽培。葉は羽状に深裂。雌雄同株。夏、淡黄色の花をつけ、大きな球形または長球形の液果がなる。果皮は平滑で時に縦の縞しまがあり、果肉は多汁で甘く、赤ないし淡黄色。品種が多い。日本へは一六世紀渡来。ウオーターメロン。 [季] 秋。 西瓜の花[季]

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

すい‐か ‥クヮ【西瓜・水瓜】
〘名〙 (「西瓜」の唐宋音という) ウリ科のつる性一年草。熱帯アフリカ原産で、日本へは南北朝時代に渡来したと考えられ、畑地に広く栽培されている。茎は地をはい巻ひげで他物にからみ長さ五メートルぐらいになる。全体に白い毛が多い。葉は互生し、長柄をもち卵形または卵状楕円形で羽状に深裂し長さ一〇~二〇センチメートル。雌雄同株。雌花には下位子房がある。夏、葉腋(ようえき)に径約三センチメートルの黄色の広鐘形で先が五裂した花をつける。多数の栽培品種があり、果実は球形または楕円形で大きく、果肉は淡紅・紅・クリーム色などで水分が多く甘い。種子は扁平な卵形で黒褐色。果実は生食され種子は炒(い)って食用になる。果汁には利尿の効能がある。漢名、西瓜。ウォーターメロン。《季・秋》
▼すいかの花《季・夏》
※空華集(1359‐68頃)一・和西瓜詩「西瓜今見生東海、剖破猶含玉露濃
※談義本・根無草(1763‐69)前「西瓜(スイクヮ)のたち売は、行燈の朱(あけ)を奪ふ事を憎(にくむ)
※随筆・傍廂(1853)後「西瓜〈略〉水中に冷し食ふ故に水瓜といふ」 〔余叢考‐巻三三〕
[語誌](1)挙例の「空華集‐一・和西瓜詩」から、少なくとも南北朝頃には日本に伝わっていたと思われる。ただし、一般に普及したのは、一六世紀末以降。「俳・類船集‐左」に「水瓜(スイクワ)はさたうなくては味もなし」とあり、近世前期まではあまり甘くなかったようである。
(2)「俳・毛吹草‐四」には、肥前・薩摩の名産として挙げられ、また、「随・むかしむかし物語」に「昔は歴々衆喰事なく〈略〉寛文の頃より小身衆是を調て喰ふ。夫より段々喰人多くなり、近年は振廻の菓子にも出し、大身大名も喰ふ結構成くゎしに成、西瓜大立身なり」とあり、普及のさまがうかがわれる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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