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規格【きかく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

規格
きかく
standard
生産物の生産,使用,分配,組合せなどにおいて標準となる尺度。工業生産において,少種多量生産になるほど,生産,使用などの便宜のために,全部品と組立品について標準化ないし規格化が必要となる。そのため標準品について材質重量寸法角度などの技術的事項の尺度を決め,これを基準として標準品づくりを行う。定められた規格に該当しない場合,その物品規格外品となる。日本の国家規格工業標準化法に基づく日本工業規格 JIS農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律に基づく日本農林規格 JAS薬事法に基づく日本薬局方がある。なお国際的に通用する規格として,ドイツ工業品標準規格 DINがある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

規格
製品の品質や安全性の確保を図るため、形や性能、試験方法などを定めた取り決め。国際標準化機構(ISO)などの国際規格や、日本工業規格(JIS)などの国内規格がある。規格自体は通常、強制力はないが、消費生活用製品安全法などの法律に引用されるケースがある。
(2017-02-21 朝日新聞 朝刊 生活1)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

き‐かく【規格】
工業製品・材料・工程などに対して定めた基準。
物事の基準となる、社会一般の標準。「規格をはみ出した人物

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

規格
 生産物の性能,特性,成分その他の水準を示すために定められている基準.

出典:朝倉書店
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ナビゲート ビジネス基本用語集

規格
主に工業製品について、寸法や形、品質などの標準型が定められたもの。代表的なものがJIS(日本工業規格)。 「長3封筒」「A4判」。

出典:ナビゲート
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世界大百科事典 第2版

きかく【規格 standard】
物質,エネルギー,行為,サービス,現象抽象概念について,用語,記号定義,種類,等級,形状,寸法,成分,組成,構造,装備,性質(信頼性,安全性を含む),性能,動作,方法,手順,手続き,方式,状態,条件その他の技術的事項を定める取決めをいう。規定する内容,目的によって,(1)基本規格――基礎的,総括的な事項について定めるもの,(2)製品規格――品物の性質,性能などの要求事項について定めるもの(寸法規格,性能規格などのように部分的に定めるものもある),(3)サービス規格――いわゆるサービス業が提供するサービスに対する要求事項について定めるもの,(4)用語規格――専門用語とその定義を定めるもの,(5)品種規格――種類の減少,すなわち単純化を目的とするもの,(6)互換性規格――部品などの互換性の確保を目的とするもの,(7)両立性規格――システム,設備などの両立性の確保を目的とするもの,(8)安全規格――安全の確保を目的とするもの,(9)試験規格および検査規格――品質保証を目的とするもの,(10)製造規格――品質の確保,製造コストの低減能率の向上を目的とするもの,などに区分できる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

きかく【規格】
工業製品などの品質・大きさ・形状などについて定められた標準。 高-
判断の基準となる社会的な標準。 -外れの人物

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

規格
きかく
standard
生産や使用に便利なように、主として生産品に対して定めた技術的な標準をいう。この標準化は、物質について、その形状・重さ・成分などを対象とする場合、行為について、その動作・方法・資格などを対象にする場合、および計量単位・用語など、物質ならびに行為に関する基礎的事項を対象とする場合など、さまざまな場合に行われる。その結果を文章、式、表その他の具体的方法を用いて定義し、また、要求条件を指示するものが、規格ないし標準とよばれるものである。
 企業経営にとって、単純化simplification、専門化specialization、標準化standardizationのいわゆる「3S」の重要性がしばしば強調される。一般に、製品・材料・部品など物品の形式・サイズ・等級などについて、特殊なあまり用いられない種類をやめ、標準化を進め、それらについて専門的な生産を行うことによって、品質の向上、安定供給(生産の向上)、コストの低減などが期待されるからである。
 規格には標準化の及ぶ範囲によって、個々の企業ないし工場内だけで決める社内規格、業界とか協会などで制定される団体規格、国家的規模で行われる国家規格、さらに、国際的組織によって制定され、国際的に適用される国際規格がある。[高橋三雄]

社内規格

社内標準化は、(1)製品規格、部品規格など、製品についてその形状・成分・構造などの仕様を規定したり、(2)設計基準、製造作業標準、品質管理標準など製品の設計・製造・管理などについて規定する技術的な規格と、(3)組織図、職務権限規定など職制・職務についての規定や、文書規定・経理規定など管理部門・事務部門の行う業務について、その方針・手続などについて規定する経営的な標準化がある。
 以上のような社内規格は、会社の内外の技術的・経済的に即したものであり、かつ、単純化された、管理しやすい、使いやすいものであることが要求される。社内標準化を進めるにあたっては、標準の立案・制定・登録・配布などに関する事務を担当する公的な組織単位を決定することが必要で、さらに標準化のための規定を設けることも必要となろう。[高橋三雄]

団体規格

団体規格は、各企業の社内規格が業界内で標準化されたりする結果として制定され、国家規格と社内規格の結び付きを図る点で重要な役割を果たしている。
 団体規格の例としては、アメリカにはASTM(アメリカ材料試験協会規格)、ASME(アメリカ機械学会規格)などがある。日本では、JEC(日本電気学会規格)、JASS(日本建築学会規格)、CES(電子機械工業会規格)などがある。[高橋三雄]

国家規格

国家レベルでの標準化は、産業の発展、国民経済の成長などの面で寄与するところが大きく、先進諸国では古くから国家的規模の標準化が進められてきた。たとえば、ANSI(アメリカ規格)、DIN(ドイツ規格)、NF(フランス規格)、BS(イギリス規格)、GOST(旧ソ連邦規格)などがある。
 日本では1902年(明治35)に軍用材料に規格を定めたのが始まりで、1921年(大正10)商工省に工業品規格統一調査会が設けられ、工業品についての規格設定が開始され、1933年(昭和8)に日本標準規格(JES)が定められた。これは1943年に戦時規格である臨時日本標準規格(臨JES)に改定された。第二次世界大戦後、日本規格(新JES)が制定されたが、1949年(昭和24)工業標準化法が制定され、これに基づいて日本工業規格(JIS(ジス))が定められた。JISのほかに、国家規格としてJAS(ジャス)(日本農林規格)がある。[高橋三雄]

国際規格

国際規格には、1928年創立のISA(万国規格統一協会)と、アメリカ、ソ連など18か国によって組織されていたUNSCC(国際連合規格調整委員会)が1946年に統合されてできたISO(国際標準化機構)があり、日本も1952年にこれに加入している。[高橋三雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

き‐かく【規格】
〘名〙
① 規則と格式。規定。おきて。〔広益熟字典(1874)〕〔魏志‐夏侯惇伝〕
② 工業製品などの寸法、形状、品質などについて定められた標準。標準規格。
※モダン辞典(1930)「例えば『自動車車輪の規格の統一』等と」
③ 一般的に、判断の標準となるような一定の約束。
※主婦と娘の生活記録(1953)〈鶴見和子〉二「たとえそれが世間の規格にあてはまらなくとも」

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図書館情報学用語辞典

規格

出典:図書館情報学用語辞典 第4版
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