●親和力【しんわりょく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
親和力
しんわりょく
Die Wahlverwandtschaften
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デジタル大辞泉
しんわ‐りょく【親和力】
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デジタル大辞泉プラス
親和力
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世界大百科事典 第2版
しんわりょく【親和力】
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精選版 日本国語大辞典
しんわ‐りょく【親和力】
出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版
親和力
シンワリョク
affinity
化学親和力ともいう.化学変化の起こりやすさ(方向,平衡の位置または反応速度)を決める要素に対して与えられた古典的な語.親和力という語はすでに13世紀から用いられていた.18世紀には親和力として反応物質の量,正確には濃度がまず注目された.C.L. Berthollet(ベルトレ)(1803年)は,ある物質の化学的活性度は濃度のほかに,その親和力に依存するとした.C.M. Guldberg(グルベル)とP. Waage(ウォーゲ)(1864~1867年)は,かれらの質量作用の法則に出てくる定数を,最初,親和力係数とよび,これが親和力の比較の目安になるものとしたが,のちにこの定数を速度係数(現在の速度定数)とよびかえた.また,かれらは質量作用の法則から化学平衡の法則に到達した.一方,J. Thomsen(1854年)とP.E.M. Berthelot(ベルトロ)(1867年)は,多くの熱化学的実験から,反応熱が親和力の目安であり,化学反応は発熱の方向に進行すると結論したが,これが誤りであることは化学的可逆反応で吸熱の逆反応が起こることや,低温で起こらない吸熱反応でも高温で起こることから明らかである.J.W. Gibbs(ギブズ)(1876年)やJ.H. van't Hoff(ファントホッフ)(1886年)は,熱力学第二法則にもとづいて,化学反応は一定温度,一定圧ではギブズエネルギー減少の方向に起こることを明らかにし,また,化学平衡の法則を熱力学的に証明した.しかし,化学反応の速度は化学平衡とは一応別問題である.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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