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親和力【しんわりょく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

親和力
しんわりょく
Die Wahlverwandtschaften
ドイツの詩人,作家ゲーテ小説。 1809年刊。理想的な夫婦家庭に一人の軍人少女が加わったことから,婦の結びつきが破れ,夫と少女,と軍人という2組の新しい感情的結合が生じ,夫と少女は情熱におぼれた末,結局死にいたる。この情熱の悲劇を,化学現象との類比で親和力というからとらえた注目すべき作品。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しんわ‐りょく【親和力】
化学反応が進行して化合物のできるとき、それぞれの元素に働いて化合を起こさせると考えられる力。化学親和力

出典:小学館
監修:松村明
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デジタル大辞泉プラス

親和力
遠藤周作による戯曲。1959年、劇団同人会により初演。同年、第5回新劇戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)の候補作品となる。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

しんわりょく【親和力】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しんわりょく【親和力】
化学親和力に同じ。
書名(別項参照)。

出典:三省堂
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しんわりょく【親和力】
ゲーテの長編小説。1809年刊。化学の親和力の原理を二組の男女の恋愛に適用して、その心理を巧みに描く。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

しんわ‐りょく【親和力】
[1] 〘名〙
① 物質同士が化合する際、化学反応の進みやすさを表わす目安。化学親和力。
※舎密開宗(1837‐47)内「亜鉛と硫酸の親和力は鉛と硫酸の親和力より強きに因て」
② 人と人とが互いに親しみ、うちとけようとする力。
※一国の首都(1899)〈幸田露伴〉「自己中心主義の人士は〈略〉貴ぶべき人類の親和力の好作用を廃す」
[2] (原題Die Wahlverwandtschaften) 小説。ゲーテ作。一八〇九年成立。エードゥアルトと妻シャルロッテの姪(めい)オティーリエの宿命的な愛の悲劇を描く。近代心理小説の先駆とされる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

親和力
シンワリョク
affinity

化学親和力ともいう.化学変化の起こりやすさ(方向,平衡の位置または反応速度)を決める要素に対して与えられた古典的な語.親和力という語はすでに13世紀から用いられていた.18世紀には親和力として反応物質の量,正確には濃度がまず注目された.C.L. Berthollet(ベルトレ)(1803年)は,ある物質の化学的活性度は濃度のほかに,その親和力に依存するとした.C.M. Guldberg(グルベル)とP. Waage(ウォーゲ)(1864~1867年)は,かれらの質量作用の法則に出てくる定数を,最初,親和力係数とよび,これが親和力の比較の目安になるものとしたが,のちにこの定数を速度係数(現在の速度定数)とよびかえた.また,かれらは質量作用の法則から化学平衡の法則に到達した.一方,J. Thomsen(1854年)とP.E.M. Berthelot(ベルトロ)(1867年)は,多くの熱化学的実験から,反応熱が親和力の目安であり,化学反応は発熱の方向に進行すると結論したが,これが誤りであることは化学的可逆反応で吸熱の逆反応が起こることや,低温で起こらない吸熱反応でも高温で起こることから明らかである.J.W. Gibbs(ギブズ)(1876年)やJ.H. van't Hoff(ファントホッフ)(1886年)は,熱力学第二法則にもとづいて,化学反応は一定温度,一定圧ではギブズエネルギー減少の方向に起こることを明らかにし,また,化学平衡の法則を熱力学的に証明した.しかし,化学反応の速度は化学平衡とは一応別問題である.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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