●親王【しんのう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
親王
しんのう
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デジタル大辞泉
しん‐のう〔‐ワウ〕【親王】
1 現行の皇室典範で、嫡出の皇子および嫡男系嫡出の皇孫の男子に対する称号。旧皇室典範では、皇子から皇玄孫までの男子の称号。
2 律令制で、天皇の兄弟および皇子の称号。みこ。
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世界大百科事典 第2版
しんのう【親王】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
親王
しんのう
皇族の身位(しんい)の一つ。またその称号。令制(りょうせい)では天皇の皇子女および兄弟姉妹をいい、そのうち女子は内親王(ないしんのう)と称した。平安時代以降は、親王となす宣旨(せんじ)を下されなければ、皇子でも親王と称することができなくなった反面、皇孫なども親王宣下(せんげ)を受け、さらに代々親王宣下を受ける世襲親王家も出現した。また親王で出家した場合は入道親王、出家後、親王宣下を受けた場合は法親王(ほうしんのう)と称する例も生じた。親王は一品(いっぽん)から四品(しほん)までの品位を与えられ、それに応ずる田地や俸禄(ほうろく)を給与され、専属の職員もつけられた。明治の皇室典範では、皇子より皇玄孫(こうげんそん)までを生まれながら親王・内親王となすと定めたが、現制では嫡系の皇孫までに限られた。
[橋本義彦]
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精選版 日本国語大辞典
しん‐のう ‥ワウ【親王】
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旺文社日本史事典 三訂版
親王
しんのう
天皇の兄弟と皇子をいう。天皇の姉妹と皇女は内親王。759年から親王宣下がなければ称せなくなった。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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