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観法【かんぽう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

観法
かんぽう
仏教用語。真理現象を心のなかで察し念じる瞑想の実践修行法のこと。観,修観,観念観想観行などの総称。観の内容は多数に分類される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

かん‐ぽう〔クワンポフ〕【観法】
《「かんぼう」とも》
仏語。心に仏法の真理を観察し熟考する実践修行法。天台宗十乗観法など。→観(かん)
人相をみる法。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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かん‐ぼう〔クワンボフ〕【観法】

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世界大百科事典 第2版

かんぽう【観法】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

観法
かんぼう

仏教で、悟境(ごきょう)(悟りの境地)に入るために法(ダルマ、真理)を観察すること。ことに自己の心の本性を観察する観心(かんじん)の方法をいう。それは悟りの道に入る門戸であるから、観門(かんもん)ともいう。観はサンスクリット語のビパシュヤナーvipaśyanāの訳で、智慧(ちえ)をもって対象を観照することで、観念と同義である。天台宗では一念三千(いちねんさんぜん)、一心三観(いっしんさんがん)などのように、自己の心の本性を観ずることを強調するから、観心という。

 観の内容は諸宗によって異なり一様でない。たとえば、種々の想(おもい)を心に観ずる初歩的なものは観想というが、小乗や成実(じょうじつ)宗では諸法を分析して空(くう)なりと観ずるのを、析空観(しゃくうがん)、大乗では諸法の体そのままを空なりと観ずるのを体空観(たいくうがん)という。真言宗では梵字(ぼんじ)五十字母の阿(あ)字に本初の義と不生の義とがあるとして、阿字の上に宇宙人生を本不生(根本で不生の実在)と観ずるのを阿字観(あじかん)という。三論宗(さんろんしゅう)では八不中道(はっぷちゅうどう)を観ずるのを無得(むとく)正観という。さらに、真如(しんにょ)の理を観ずるのを理観、仏や浄土を観ずるのに差別の相を心にとどめて観照するのを事観(じかん)、唯識(ゆいしき)を観ずるのを唯識観などという。

[伊藤瑞叡]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

かん‐ぽう【観法】
〘名〙
[一] (クヮンポフ)(「かんぼう」とも) 仏語。心に仏法の真理を観察し、明らかにする方法。天台の十乗観法はその一例。
※往生要集(984‐985)大文四「相好間雑。以為観法
※正法眼蔵随聞記(1235‐38)三「此言(ことば)、又只仮令(けりゃう)に観法なんどにすべき事に非ず」
[二] (クヮンパフ)
① 人相をみる法。
② 観察の方法。〔荀子‐成相〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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