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角杯【かくはい】

世界大百科事典 第2版

かくはい【角杯】
獣角でつくった杯をいう。のちには陶器,青銅,銀で模し,同時に台をつけたり,獣頭をつくったりした。ギリシア語ではリュトンrhytonといったが,それは〈獣角〉の義であった。中国では各種の杯(飲酒器)を獣角でつくったことは,杯の名称に觚(こ),觶(し),角()など,角に関係した文字があるので知られる。しかし殷(いん)の青銅器の杯はすでに相当進化していて,獣角のなごりは求めにくい。河南省安陽県小屯から出土した黒陶製の觚も上下にひらいた筒状容器で,外形上なんら青銅製の觚と異ならないが,断面図をみると,容器の底はとがっていて,獣角にまるい台をつけたようになっている。

出典:株式会社平凡社
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