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角質【カクシツ】

デジタル大辞泉

かく‐しつ【角質】
動物体を保護する角・毛・羽毛・爪・うろこなどの主な構成成分となるたんぱく質ケラチン

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

かくしつ【角質 cornea】
角化組織ともいう。つめ,ひづめ,毛,ウシの角の外被,ヒゲクジラのひげ爬虫類のうろこ,くちばしの外被,カメの甲羅の表面など,本来,空気中で生活する脊椎動物の体表に生じる硬い死組織を総称する語。角質の主成分はケラチンと呼ばれる硬タンパク質である。この点で,無機塩類(カルシウム)を主成分とし,体の内部に生じた硬組織である骨や歯とは異なる。角質は,もと脊椎動物が陸生化したとき乾燥を防ぐ適応として生じたと考えられるが,体表を覆って動物体を保護する役目を担うほか,ときにはサイの角のように攻撃用具になっている場合もある。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

かく‐しつ【角質】
〘名〙
① 脊椎動物の表皮の細胞にできる硬蛋白質の一つ。主成分はケラチン。つの、つめ、うろこ、くちばし、毛などを形成する。〔生物学語彙(1884)〕
※通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉七種爪「チョキン、チョキンといふ音と一緒に、こまかい角質が陽の光のなかに散るのはいい気持だった」
※欧米最新美容法(1908)「此のオートミールの特質は脂肪を乳液にする性分を有し角質を溶解する事なしに垢を落す効がありますから」

出典:精選版 日本国語大辞典
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