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計器着陸装置【けいきちゃくりくそうち】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

計器着陸装置
けいきちゃくりくそうち
instrument landing system; ILS
着陸進入中の航空機に,指向性電波によって滑走路への進入コースを指示する装置。次の 3種類の電波発射装置から構成される。(1) 滑走路の着陸地点から水平面に対して約 1/20の傾斜をもつ平面を知らせる電波発射装置(グライドスロープ発信機),(2) 滑走路の中心線を含む垂直面を知らせる電波発射装置(ローカライザ発信機),(3) 滑走路の着陸端から 100m前後(インナマーカ),1km前後(ミドルマーカ)および 8km前後(アウタマーカ)の 3地点から垂直上方に向かって位置を知らせる電波発射装置(マーカビーコン)。滑走路進入中の航空機は,受信機で (1)と (2)の電波を受信して,正しい進入コースに対する航空機の位置をコース変位指示器に表示するとともに,(3)のマーカが着陸地点からの距離を表示する。これによって操縦士は,滑走路直前まで計器の指示によって進入することができる。近年は全地球測位システム GPSによる計器進入も実用化し,地上施設が不要なため地方空港やヘリポートなどで使われている。(→航空交通管制

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

けいきちゃくりく‐そうち〔‐サウチ〕【計器着陸装置】
着陸しようとする航空機に地上から電波を発信し、滑走路への正しい進入コースを指示する装置。航空機に対し水平方向の誘導をするローカライザー、高さを示すグライドパス、滑走路までの距離を知らせるマーカービーコンで構成される。ILS(instrument landing system)。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

けいきちゃくりくそうち【計器着陸装置 instrument landing system】
頭文字をとってILSと略称される。電波を利用した航空機の着陸誘導システム。航空機の着陸に際し,夜間や,雨などの悪天候下で空港周辺の視程が利かない場合,電波を用いて航空機を滑走路に誘導するための方法または装置がいくつかある。この中でILSは従来用いられてきた地上レーダーと管制官による着陸誘導方式(GCA。ground‐controlled approachの略)に代わり,精度が高く,人的過誤最少にとどめ,かつ機上の自動操縦装置と連動することにより,自動近接あるいは自動着陸を可能にするものとして開発された。

出典:株式会社平凡社
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知恵蔵

計器着陸装置
ILS」のページをご覧ください

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

日本大百科全書(ニッポニカ)

計器着陸装置
けいきちゃくりくそうち

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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