●計量【けいりょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
計量
けいりょう
metric
一般的に距離のことをいうこともあるが,特に数学では「計量」という用語を無限小計量の意味に使うことが多い。すなわち,たとえば
の形で ds が考えられるとき,これから距離概念が考えられるわけで,これを計量という。この例はリーマン幾何学のリーマンの計量であるが,もっと一般的に種々の計量を微分幾何学では考える。

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デジタル大辞泉
けい‐りょう〔‐リヤウ〕【計量】
[名](スル)重量や分量をはかること。「選手の体重を計量 する」
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世界大百科事典 第2版
けいりょう【計量】
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精選版 日本国語大辞典
けい‐りょう ‥リャウ【計量】
〘名〙
① 長さや重さなど物の数量をはかること。分量、目方をはかること。
※町人嚢(1692)三「農業時を失はず、商売計量(ケイリャウ)を敬む事、是秘密の事なりといはれし」 〔宋史‐食貨志上二〕
② どうであるか、どうなっていくかなどを考えたり、予測したりすること。
※重源譲状‐建久八年(1197)六月一五日「如二在生計量一、閉眼之後、雖二一処一不レ可下令二相違一給上」
※東京日日新聞‐明治四四年(1911)一一月一三日「大局を計量せしむべしと」
③ 数学で、距離空間の距離。
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