●詠草【エイソウ】
デジタル大辞泉
えい‐そう〔‐サウ〕【詠草】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
詠草
えいそう
詠歌の草稿が原義で、中世以降竪(たて)詠草と横(よこ)詠草とがあった。公式歌会の歌稿には竪詠草が用いられ、懐紙または短冊(たんざく)に清書し詠進された。これが転じて、懐紙、短冊などに書かれたものが懐紙詠草、短冊詠草などとよばれるようになった。横詠草とは折紙(おりがみ)詠草のことで、添削を請う場合などに用いる。また、個人の歌の集成を『長秋詠藻』(藤原俊成(しゅんぜい))などと自称し、『菅家詠草』(菅原道真(すがわらのみちざね))などと後世通称した。
[橋本不美男]
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精選版 日本国語大辞典
えい‐そう ‥サウ【詠草】
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